スパイダーマン

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スパイダーマンとは、マーベル・コミック社が刊行するシリーズ『スパイダーマン』に登場するスーパーヒーローである。同作品の主人公であり、マーベル・コミックが展開している『アベンジャーズ』などの複数の漫画作品にも登場している。

概要[編集]

本名はピーター・パーカーアメリカニューヨークのクイーンズ区に住む、内向的で苛められている冴えない男子高校生だった。研究所から逃げ出した、遺伝子操作されたクモに噛まれた事によって常人を超越した能力を会得しスーパーヒーローとなった。当初は能力を金儲けのために使っていたが、ある日強盗犯を捕まえられる状況にありながら捕らえる責任はないと見逃し、その強盗犯によってピーターの叔父・ベンが殺されてしまう。殺人犯を追い詰め、それが自身が見逃した男だと知ったピーターは揉み合いの末に犯人を殺してしまう。
自身の犯した過ちの重大さを知り後悔の念に苛まれたピーターはベンが残した台詞「大いなる力には大いなる責任を負う」という言葉の意味を悟り、高校卒業後に街の平和を守るスーパーヒーロー・スパイダーマンとして活動を始める。
恋愛に悩んだり、仕事・学業との両立や周囲の人々のバッシングに苦しんだり、不の感情に支配されかけたりと、常に悩み苦しんでいる「悩めるヒーロー」の代表キャラであり、ファンが共感出来るヒーロー像が人気を産み出した。その人気から他のスーパーヒーロー達とよく競演しており、各種媒体作品で主役として登場する事も多い。

ありとあらゆるクモの特徴を備えており、研ぎ澄まされた感覚と強力な筋力・身体能力を持つ。敏捷性・反射神経・平衡感覚・体の柔軟性・頑強さ・跳躍力・視力・聴力のどれもが一般人など足元にも及ばないレベルである。ただし、他作品のスーパーヒーローやヴィランと比べるとそれ以上のステータスの持ち主はたくさんおり、スパーダーマンの主戦法は機動力とウェブを活用しての高速戦闘である。手足の指には極細の収縮器官が生えており、それによって垂直の壁を素早く這い登る事が出来る。

クモの糸(ウェブ)を射出し活用する事で相手を捕縛したり、飛び道具として撃ち出したり、他の場所にくっ付ける事でターザンジャンプ風に高速移動可能。ニューヨークの摩天楼を颯爽と駆け抜けていくスパイダーマンこそが本作の代名詞である。ウェブ発射能力の獲得方法は各種媒体によって異なっている。原作ではウェブシューターという専用の発射装置とを自作しており、糸の経緯は不明。途中で生身でウェブを出せるようになったり、またウェブシューター使用に戻ったりと設定はよく変わる。サム・ライミ版ハリウッド映画『スパイダーマン』では装置による射出ではなく、能力として備わっていた。マーク・ウェブ版ハリウッド映画『アメイジング・スパイダーマン』では装置による射出に戻り、ウェブはオズコープ社の技術によって作られた化学繊維を拝借・使用している。

特徴的な赤青の2色とクモの巣を思わせる網目状の模様・胸と背中の中央にクモのデザインが描かれたコスチュームに身を包み活動している。なお自作。

戦闘ではぺらぺらとよく喋る。降伏勧告や人生のアドバイスや挑発、果てはどうでもいい世間話や時事ネタなど、本当によく喋る。これは自身の不安や恐怖心を誤魔化すためであるという。

出演作品[編集]

アニメ[編集]

日本版スパイダーマン[編集]

版権的にどうなのかは知らないが日本版のスパイダーマンとして平井和正原作、池上遼一作画の悩みまくる青春ヒーローとしてのスパイダーマンがあり、それを元にしたテレビ版のスパイダーマンでは巨大ロボットに乗って戦闘をしていた。

比喩表現[編集]

本家のように、巧みに壁をよじ登る人が「スパイダーマン」と呼ばれることがある。特に元プロ野球選手の赤松真人は本家発祥のアメリカマスコミからも形容された。