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ストライサンド効果

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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ストライサンド効果 (Streisand Effect) とは、頒布されたりインターネット上のSNSなどで公開されたりした個人情報などが載せられている画像、文章を除去などをしたい際に、その個人情報などが公開されていることを知らせる事によって更に自分の個人情報などが拡散されてしまう効果のことであり、同時にインターネットミームである。

概要[編集]

効果の名前は、アメリカ合衆国歌手女優であったバーブラ・ストライサンドのセカンドネームであるストライサンドにちなんでおり、彼女が自分の個人情報が載せられているネット上の画像を除去しようとし、裁判を起こしたことによって更にその画像の知名度が上がってしまったことが由来になっている。

このような効果があることから、インターネット上では自分の個人情報を無闇に除去しようと試みるのは控えておいたほうがよい。まずはネット上の人物に見えない場所である運営に対してメールなどで通報を行うことが大事である。

本サイト、エンペディアウィキペディアなどのウィキサイトでもストライサンド効果は発生しうる。ページの削除や版指定削除、秘匿は限られた管理者などの権限者にしかできないため、もしそのサイトで荒らし等によって個人情報が公開された場合に、誰かに誰でも閲覧できるウィキのページで除去のお願いをしていることも多く確認されており、これもストライサンド効果になる。もしこのような場合では、別サイトのDMウィキメールなどで管理者にお願いすることが必要である。

この記事の初版執筆者もウィキ上におけるストライサンド効果で自分の個人情報が更に拡散されてしまった事がある。

原因[編集]

人間はその情報が除去されようとしていると知ると、更に拡散したくなる感情を持つことがある(心理的リアクタンス)ため、発生すると思われている。

関連項目[編集]