シマドジョウ中部集団

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

シマドジョウ中部集団とは、中部地方に分布する謎のドジョウである。

概要[編集]

信濃川水系や富士川水系に分布する[1][2]

mtDNAではニシシマドジョウであるものの、形状面ではヒガシシマドジョウという変わった特徴を持つ。

今後の研究で、第5のシマドジョウとされる可能性がある[3]

形状[編集]

骨質版は、幅が狭くて、根元が丸みを帯び、中央はくびれる。

尾鰭基部の黒斑は、上部は濃く半円形で、下部は不明瞭で、上下が細部で繋がる。

出典[編集]

  1. 北原佳郎、森口宏明、北川学「静岡県都田水川系で採集された特異な斑紋パターンを持つニシシマドジョウ Cobitis sp.BIWAE typeB」、『東海自然誌 自然史研究報告』第9巻、2016年、 37-41頁。
  2. 中島 & 内山 2017, p. 91.
  3. 中島 & 内山 2017, p. 94.

関連資料[編集]

  • 中島, 淳、内山, りゅう 『日本のドジョウ 形態・生態・文化と図鑑』 山と渓谷社2017年、91頁。ISBN 4635062872