シネロマン名古屋
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シネロマン名古屋(シネロマンなごや)は、かつて愛知県名古屋市中村区にあった成人映画館。2007年4月16日をもって閉館した。
歴史[編集]
名古屋市の玄関口である名古屋駅桜通口(東口)には、JRセントラルタワーズやJRゲートタワーやミッドランドスクエアなどの超高層ビルが立ち並んでいる。ミッドランドスクエアの東側のブロック、パチンコ店が主体のCochi-Pachiビルにシネロマン名古屋があった。
1976年6月、Cochi-Pachiビルの2階に、日活の直営館である名古屋駅前にっかつ(ナゴヤ駅前にっかつ)として開館。日活ロマンポルノブームで名古屋駅前には6館もの成人映画館がひしめいており、名駅地区は東京の新宿や池袋よりも成人映画館の売り上げが多かった。しかし、1980年代初頭には南側のブロックにあったテアトル希望が閉館し、2004年には円頓寺商店街の円頓寺劇場も閉館したことで、シネロマン名古屋は名駅地区最後の成人映画館となった。1990年頃にはロッポニカ名古屋という名称だった。
2000年頃にはCochi-Pachiビル4階にあった成人映画館の駅前プラザ劇場が閉館。この際にはシネロマン名古屋が2階から4階に移転している。シネロマン名古屋では、女教師もの、スチュワーデスもの、OLものなどといったコスチューム映画の人気が高かったが、SMものは評判が悪かった。ロビーには日活ロマンポルノのビデオ販売スペースがあり、アダルト衛星放送であるレインボーチャンネルが常時流されていた。2007年4月16日をもって閉館。これによって名古屋市の成人映画館は、今池地下劇場と中村映劇の2館となった。
基礎情報[編集]
外部リンク[編集]
- シネロマン名古屋 港町キネマ通り