サイドアンダーミラー

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サイドアンダーミラーとは助手席側のフェンダーなどに設けられる、巻き込み事故防止のためののこと。略して「アンダーミラー」とも書かれる。補助ミラーの一種。補助確認装置。「きのこミラー」とも呼ばれる。フェンダーミラーとは異なるので要注意。

概要[編集]

鏡面は2分割の設計になっている。地面からボンネットまでの高さが高い車、SUVミニバンワンボックスカーなどに装着されることが多い。装着位置は、普通自動車の場合は、ボンネットパネルの左の外側、またはドアミラーに併設されることが多い(右ハンドル車の場合。左ハンドル車の場合は当然逆になる[1])。運転席の視点が高く、地面からボンネットまでの高さが高い車の場合の左側面・前方の死角を減らすために装備される。サイドアンダーミラーが映す範囲は、ボンネットの下側と車両の左前タイヤを映し出す。大型トラックは1970年代に、一般の乗用車は2005年以降の新車から義務付けられた。フェンダーに取りつけるものは、ドアミラーの下に取り付ける場合もある。ハイエースなどキャブオーバータイプやトラックの場合はフロント下部の視界まで確保するミラーになっていることが多い。 セダンなどのボンネット位置が低い車にくらべ、死角が多くなることから義務付けられている。

カメラモニタリングシステムでの代用[編集]

2016年に法改正があり、画像による視認で保安基準を満たせるようになったため多くのSUVがカメラモニタリングシステムに移行した。法改正以前にもサイドアンダーミラーをドアミラー下に設けることで保安基準を満たし、フェンダー上に設置しないタイプのSUVが多数リリースされていたが、デザイン重視のためフェンダー上に比べて視認性が悪いものであった。カメラモニタリングシステムは広い画角を持ち、複数のカメラを組み合わせることでより死角の減少を実現している。カメラモニタリングは、サイドアンダーミラーが映す範囲と同じ映像をディスプレイで確認できる機能である。

例外として、サイドアンダーミラーの車で、オフロードSUVにフェンダーミラーを取り付けた場合[編集]

例として、「ジムニー」及び「ジムニーシエラ」を挙げて、このページであり、ジムニーシエラは、左側のボンネットの外側に既存のサイドアンダーミラーがあるので、フェンダーミラーの取り付けは例外(?)で、フェンダーミラーをサイドアンダーミラーの前方側の位置、ボンネットの内側に取り付け、右側もそれに合わせる。フェンダーミラーの全高を高めにして、左フェンダーミラーの表面に、邪魔になるサイドアンダーミラーがほとんど映らないようにする。この場合は、「ジムニーシエラにフェンダーミラーを取り付けていいですか」の許可が必要かも? その他、Twitterで探した通り、三菱・パジェロがある。

外部リンク[編集]

関連項目[編集]

注釈[編集]