出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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(かがみ、英:mirror)は、狭義には、の反射を利用して、表面にものを映すための道具。広い意味では、「~鏡」と名のつく各種の道具。「単レンズ顕微鏡」がこの例。表面に物を映したときに、実物が左右反転したもの。

概要[編集]

可視光線を反射する物体のことを指す。平面鏡に映った像は「鏡像」と呼ばれる。
現代では日常生活で使われている鏡は、硝子やプラスチック(アクリル樹脂)にアルミニウムを蒸着したものである。それ以前はガラスなどに「銀鏡反応」という化学変化によってメッキを行なったものが多く、さらに昔は銅合金の表面を削って作られた。ただし銀にしろアルミにしろ劣化しやすいため、アクリル製のアルミ鏡だといったんアルミを蒸着した上にさらにアクリル樹脂で覆ってサンドイッチ状にした両面鏡がある。
主な形状は、(姿見などの)平面鏡、視界を広めるため(カーブミラーなど)や拡大するためや天体写真を撮影するためのパラボラなど球面鏡・非球面鏡がある。
佐渡島の金北山の山頂には2020年までレーダーサイトがあったが、かなり閉鎖的な空間であったため「自己の像が揺らいでメンタルを壊すのではないか?」という心配から、

  • 左右に波打った(全身が映る)姿見
  • 上下に波打った姿見
  • 普通の姿見

のみっつがあり、本来の自分の姿を確認するという工夫がされていた。ただ閉鎖環境においてストレスが溜まるのは確かで、「剣道の防具をつけたダミーを竹刀でぶっ叩く」接尾もあった。国防上の制約があるためオンラインゲームはできないが、ゲーム機の普及によってメンタル的な環境はかなり改善されたという。

X線[編集]

X線は反射も屈折もしてくれないので、鏡もレンズも使えない。そのためX線望遠鏡では「すだれコリメータ」を用いる。

関連項目[編集]