サイゼで喜ぶ彼女

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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サイゼで喜ぶ彼女とは、2022年2月にTwitter(現X)で流行ったイラストである。

概要[編集]

一見、普通の絵師が普通にサイゼリヤで喜んでる女性を描いただけ。

…なのだが、フェミニストからは「女性蔑視」、反フェミからは「女性蔑視ではない」との意見が寄せられて対立。そもそも、サイゼリヤは彼女連れてきて喜ぶのか問題も発生。

と言ったようなものが重なり、半ば炎上状態になった。

パロディ[編集]

3月になるとフェミニストの暴走や批判思考のツイッタラーによる批判は止まり、今度は彼女を有名人に変えて遊ぶパロディも登場した。

サイゼリヤと女性[編集]

サイゼリヤはかな~り大衆的なお店であり、イケてると勘違いしている女性にとっては嘲笑の的となるお店である。

アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』では、主人公が中学生のときに好きだった女性(折本)と久しぶりに再開してサイゼリヤに行くことを提案するも[1]その女性は陽キャを履き違えたすれっからしのウェイへと変貌しており、「サイゼはないわ!」と一笑に付されて結局サンマルクカフェに行くという、大変にいや~なシーンがある。[2]これが放送されたのは2015年なわけだが、要するに「サイゼで喜ぶ彼女」が話題になるよりずっと前から、「男性から見たイヤな女性性」を象徴する場としてサイゼリヤは話題の的となることがあった。

この状況を逆手に取って、自分が家庭的・大衆的な人間であることをアピールするために、あえて「サイゼリヤが好き」と公言する女性もおり、それはそれで大変にイヤらしい存在である。「サイゼで喜ぶ彼女」は、こうした男女関係をめぐるセンシティブな爆心地へと投じられた一石であった。

ちなみに、ジュエリーブランドの「4℃」は、インターネット上で「大人の女性に相応しいかどうか」についてしばしば物議を醸すという点で似たポジションにある。

脚注[編集]

  1. といっても、二人きりではなく他の友達がいるので「デート」に誘ったわけではないが。
  2. 2015年放送のアニメ第2期『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の第4話「そして、由比ヶ浜結衣は宣言する。」のワンシーン。

外部リンク[編集]