コズミックアライブ

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コズミックアライブ』(COSMIC@LIVE)は、真子晃一による日本ライトノベル作品。イラストは荻pote

概要[編集]

2014年12月25日にオーバーラップ文庫より刊行されたライトノベル作品。

タッチdeプロジェクトとコラボレーションしたボイスドラマ「タッチdeドラマ×コズミックアライブ」を配信した。

ストーリー[編集]

同じクラスの桜ノ宮羽純に恋する男子高校生井上草太。彼は姉の井上ヒカリによって、脅さつつも羽純を姉の元に連れてくることになる。姉は銀河のメモリーズなるアイドルグループを立ち上げて、そのメンバーの一人に羽純を誘う。そして、悩んだ末に羽純はアイドル活動をすることを決意。草太もマネージャーとして彼女たちアイドルグループに関わることになる。

登場人物[編集]

主人公[編集]

井上 草太(いのうえ そうた)
声 - 槿原大[1](タッチdeドラマ×コズミックアライブ)
本作の主人公。私立鶴山高校2年6組。銀河のメモリーズのマネージャーをすることになる。
中学校時代の同級生の二人と一緒にバンド「嫉妬シフトロック」という三人組のバンドを結成する。ベースを担当していたが、高校進学後の2013年の春に浩志がアイドルオタクになってバンドから離れたことで解散。そして、二人と以外にバンドをする気はなかったため、バンド活動をしなくなった。そのことで、アイドルのことは嫌い。しかし、真摯にアイドル活動をする銀河のメモリーズを見て、徐々に考えを改めていく。
姉であるヒカリには弱みを握られており、逆らえない。マネージャーになったのも姉に命令によるもの。また、ヒカルによって銀河のメモリーズメンバーにはゲイだと思われている。

銀河のメモリーズ[編集]

桜ノ宮 羽純(さくらのみや はずみ)
声 - 本宮佳奈
私立鶴山高校2年6組。身長は158cm。2月17日生まれの16歳。ニックネームはハスミン。テーマカラーはピンク。担当探査機はアポロ。
生粋のアイドルオタク。ヒカルにスカウトされて悩んだ末にアイドル活動をすることを決意。アイドルに一番詳しいということで、銀河のメモリーズキャプテンとなる。
千多 実紅(ちだ みく)
声 - 白石理沙
16歳の高校1年生。身長157cm。4月2日生まれ。ニックネームはミク。テーマカラーは赤。担当探査機はジェミニ号。
父親は内閣総理大臣で隠し子。銀河のメモリーズがボディーガードをされていたのも、こういった事情によるもの。銀河のメモリーズでセンターとなる。センターの重圧で一度は逃げ出すが、草太のバンドをやっていた頃の仲間たちとの話を聞いて戻ってくる。
蒼井 姫乃(あおい ひめの)
声 - 岡恭子
17歳の高校2年生。身長165cm。4月18日生まれ。ニックネームは姫。テーマカラーは青。担当探査機はマーキュリー。
進藤 えん(しんどう えん)
声 - 宮崎水希
18歳の社会人。身長160cm。11月9日生まれ。ニックネームはえんちゃん。テーマカラーはオレンジ。担当探査機はソユーズ。
熊 なるみ(くま なるみ)
声 - ちょこ
14歳の中学2年生。身長150cm。5月5日生まれ。ニックネームはなるみん。テーマカラーは緑。担当探査機ははやぶさ。
幼い雰囲気。語尾に「ですん」などとつけて話す。お金がなく、「えんちゃんノート」という欲しい服などをまとめたノートを書いている。

銀河のメモリーズ関係者[編集]

井上 ヒカリ(いのうえ ヒカリ)
草太の姉。26歳。巨乳美女だが、破天荒な人物。天才ハッカーとして名をはせ、居場所を突き止められそうになったことで4年前に逃亡して行方をくらませていた。その後、居場所を突き止めようとした相手に銃をつきつけて強引に示談を成立させて、大金を得る。その金で、世界のポップアイコンとして名をはせているレディー・ママのプロデューサーをしたりした。
メンバーを集めて「銀河のメモリーズ」のプロデュースをする。草太のことを半強制的にマネージャーに任命する。
ミスター・ビッグ
ミス・ビッグとは双子。運転とメイクと事務担当。ヒカリがNASAから連れてきた双子の傭兵。
ミス・ビッグ
ミスター・ビッグとは双子。運転とメイクと事務担当。ヒカリがNASAから連れてきた双子の傭兵。
愛太朗(ラブタロウ)
ダンスと歌の先生。レディー・ママの振り付けもした。おネエキャラ。草太に恋している。

嫉妬シフトロック[編集]

向井 浩志(むかし ヒロシ)
嫉妬シフトロックのギター・ボーカル。浩志が絵莉というアイドルにはまったことで、嫉妬シフトロックが解散することになる。
久利山 千秋(くりやま ちあき)
嫉妬シフトロックのドラム。毒舌なドS。自分みたいな美少女が好き。

その他[編集]

羽純の母親
私立鶴山高校理事長。アイドル嫌いで、強制的に羽純のアイドル活動を辞めさせようとしたが、草太の説得でアイドル活動をすることを認める。
藤田 虎雄(ふじた とらお)
羽純の父親。現在は妻とは離婚している。2000年代前半に活躍したアイドル「ネーミング娘。」のプロデューサー。現在人気のアイドル「イエロー・イエロー・ハッピー・ミリオンフォーティエイト(YYH148、イエハピ)」の事務所社長でもある。羽純は父親の影響でアイドル好きになったのだが、元アイドルと浮気をして家を出たため、複雑な気持ちとなっている。また、羽純の母親もこの件でアイドルを嫌いになる。
井上 由香里(いのうえ ゆかり)
草太やヒカリの母親。
レディー・ママ
ヒカリがプロデュースしたアーティスト。アイドル、シンガーソングライター、デザイナー、小説家と多方面に活躍している。
亀ノ甲カメ(かめのこうカメ)
「ろんぱ組」というディベートで世界平和を目標にしたアイドルグループのメンバー。千秋が一押しのアイドル。
新田 絵莉(にった えり)
イエハピで唯一一度もレギュラーの座を外されたことがない絶対エース。
仲村 海老煮(なかむら えびに)
イケメン歌舞伎役者で蒼井姫乃と熱愛報道をされた人物。海老煮は肯定するも、姫乃はあっさりと否定する。
生田(いくた)
浄水場の所長。ヒカリによる支援金によって、ヒカリが羽純をアイドルに勧誘するために場所を提供してもらった。
インコ
声 - 谷田部翔子

用語一覧[編集]

銀河のメモリーズ(ぎんがのメモリーズ)
芸能事務所「銀河パラダイス」のアイドルグループ。

単行本[編集]

オーバーラップ文庫オーバーラップ)より発売。

タイトル 初版発行日 ISBN その他 サブタイトル
コズミックアライブ 2014年12月25日 ISBN 978-4-86554-025-3
  • prologue
  • トラック1 転がる俺、アイドルにぶつかる
  • トラック2 誕生! コズミックアイドル
  • トラック3 恋するアイドルよ、しくじりやがれ!
  • トラック4 痛い立ち位置
  • トラック5 ゼロから始める最強コール

脚注[編集]

外部リンク[編集]