グライドスライドドア
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グライドスライドドアとは、2枚の扉が独立して内側に開くドアのことである。グラスラと略されることも。
概要[編集]
前扉にグライドスライドドアを採用するバスはモノコックバスのころから存在しているが、1990年代にバスの低床化やバリアフリー化が行われると、特にリフト付きバスやノンステップバスにおいて前扉・中扉共に以前の折戸や引き戸に変わりこれを採用する車種が登場した。低床バスで採用されたグライドスライドドアはモノコックバスのものや従来の折戸よりも横幅が大きい。
しかし、時代が進み2000年代中盤になると中扉はほぼ引き戸に統一され、2011年まで中扉にグライドスライドドアを採用し続けた日野・リエッセも販売を終了したため、2023年現在中扉にグライドスライドドアを採用する車両は存在しない。前扉は三菱ふそう・エアロスターのノンステップバスが今もグライドスライドドアである。
自動ドアにも同様の方式を採用するドアが存在するが、設置している場所は少ない。