ガイジ
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ガイジ(害児[1])は、障害者を表す差別語。ほぼ死語になっていた時期もあるが2chがきっかけで再び普及してしまった。
沿革
この単語がいつ、どこでハッセ発生したか(第一の誕生日)は不詳であるが、(主として)関西の小・中学生によって使われていたという資料もある。一度は死語となる[2]。
ハセカラ騒動以前の2006年にも用例はある[3]。読売テレビ報道局専門部長で『現代用語の基礎知識』執筆委員の道浦俊彦は、2009年の朝日新聞に用例がある、と証言している[4]。いずれも散発的に問題視されているにすぎず、この時期のガイジは死語として問題なかろう。
しかし事件は起こるのだ。2012年3月7日、チンフェが特定されたことで歴史の歯車は大きく動き出す。この日はガイジという日本語の第二の誕生日である。この日以降、チンフェに対する事実追求路線(ハセ学)が盛んになり、その一環としてマンフェ[5]に関する事実追求も行われた。
具体的な日付は恒心教徒らも記録していないようだが、ついに第三の誕生日がやってくる。この日、マンフェが過去に
ガイジかな、あれ。怖い。足だんだんやるし。貧乏ゆすり自分の足殴るとか。あ、ゴミおいてく。 — Chihi Ro!、[6]
という発言をしていたことが開示される。当時マンフェは保育士志望の学生だったはずで、これは保育実習の感想と思われる。しかし保育士志望の学生がこともあろうにガイジという差別語を、全世界に向けて発信してしまうというギャップに恒心教徒らは身が震えた。これを境に2chのスレタイ検索で「ガイジ」のヒット件数が1000倍に増加したという[2]。
2019年現在、残念ながら、各世代が使用するネット用語として復活している[2]。
参考文献
- 米川明彦 『俗語百科事典』 朝倉書店、2021年7月1日。ISBN 978-4-254-51068-3。
出典
- ↑ 米川 2021, p. 30.
- ↑ a b c “ガイジとは?なぜ死語から蘇ったのか~死語から全国区へ広まった流れ”. 障害者ドットコム. 株式会社エースタイル (2019年6月6日). 2021年5月3日確認。
- ↑ 須山理絵「偏見のない社会を」、『市報松江』第12号、 1頁。
- ↑ 道浦俊彦 (2009年10月20日). “新・ことば事情 3710「ガイジ」”. ytv.co.jp. 2021年10月5日確認。 “2009年1月8日の朝日新聞朝刊「子供の声聞こえてる?未来へ」という特集記事で、「ガイジ」という呼び方があると書かれていました。「障害児」のことだそうです。”
- ↑ カメルーンの地名ではない
- ↑ マンフェTwitter
関連項目
- LTA:IKE - WikipediaのLTA。障害者関連記事を荒らす。本アカウント名に「ガイジ」が含まれており、「ガイジ」などの差別用語を多用する。