カイザル・リドファルド
カイザル・リドファルド（KAISAR）は、『神撃のバハムート GENESIS』に登場する架空の人物。
設定[編集]
- 声 - 井上剛
- 父親 - ラウルス・リドファルド
概要[編集]
『神撃のバハムート GENESIS』のファバロ・レオーネと並ぶもう一人の主人公的存在。ゲーム『神撃のバハムート』でも、キャラクターカードが配布されている。リーゼントが特徴的。
長剣を用いて戦う。半魚人やゾンビ相手に後れを取らない戦闘能力の高さを持ち合わせているが、街中でファバロを相手にしたときに周囲に気を配らずに障害物にぶつかったりしており、第一話でファバロもそういった弱さを指摘している。バハジェネ劇場第三話ではリタにからかわれるなど、人を信じやすく騙されやすい一面がある。
元は騎士の家系だったが没落。賞金稼ぎに身をやつすことになってしまい、その原因と考えているファバロを倒そうとしている。
過去[編集]
騎士の父親ラウルスの元に生まれる。大工と名乗っていたファバロとは幼馴染で親友という間柄で、お互いに剣を交えたりしていた。そして、ファバロを信頼して父親が宝石を護衛することを話した。その後、ファバロの父親である盗賊の頭で義賊だったバロッサ・レオーネがラウルスの護衛していた宝石を奪取。その責任を取らされてラウルスは処刑されて騎士としての身分をはく奪されてしまう。さらに、母親も半年後に自殺するという憂き目に遭う。盗賊の頭領の息子だということを隠していたファバロが、宝石の護衛のことを父親に告げたと考えたカイザルは、騎士の家としての復興とファバロへの復讐を誓うこととなった。
動向[編集]
ファバロと剣を交えるもうまくかわされてしまったカイザル。騎士として唯一残っていた財産である馬のバリーナ・シャル・リドファルドにも逃げられてしまう。そんな中、悪魔がいると聞いて駆け付けた宿泊施設に悪魔の尻尾を生やしたファバロを発見。悪魔に堕ちたファバロがアーミラをさらっていると勘違いする。そして、酒場から出て湖でアーミラと一緒にいたファバロに剣を向けるが、そこでアーミラに一目惚れ。そこで隙をついたファバロに倒される。翌日、賞金首として手配書に書かれたファバロとアーミラを発見して、勘違いもあってファバロを倒してアーミラを救出すると誓う。
3話で気絶してしまったカイザルをリタという娘によってネブルビルという村に運ばれる。そこで幻覚にかかってしまったカイザルは腕がおれていると錯覚したり、泥水を食事として食べたりしていた。魔物から村を守ってほしいという願いを聞き入れたカイザルは、賞金稼ぎのために村を訪れたアーミラとファバロを魔物だと勘違いして襲いかかる。ファバロによって幻覚が解けて正気に戻ると、周囲にいたゾンビたちに斬りかかる。リタの両親にも斬りかかろうとするが、リタがかばったために躊躇。その間にリタは両親に噛まれてしまい、激昂したカイザルは両親を斬り捨てる。その後、ファバロにそのままだとゾンビ化してしまうと言われたリタの姿を見て涙を流しながら、剣をつきたてようとするが斬ることができなかった。そして、他のゾンビのように理性を失わなかったリタはカイザルについてくることになった。
4話でイースマンポートにやってきたカイザルとリタは、ファバロたちが乗っているという船をおいかけるために紹介された船に乗り込む。だが、それは罠で船員は海上で金目のものを奪い取ろうとする。カイザルは襲いかかってくる悪党を倒すが、一人がリタを人質に取る。だが、逆にその男はリタに噛まれてしまってゾンビ化。そして、リタはゾンビ化した男たちを使って、ファバロのいる船までカイザルを連れて行く。そこでカイザルはファバロを倒そうとしたものの、アザゼルによってアーミラと一緒にアザゼルの城まで拉致されてしまう。
5話で、鳥籠の中に入れられてアーミラに対して行われる拷問を見させられる。アーミラではなく全てはファバロのせいだというカイザルに対して、アザゼルはアーミラが悪魔で天界から鍵を盗み出したということを教える。それでもアーミラを操っていたのはファバロだと言い張ったところ、アザゼルがリドファルドという名前から父親のラウルス・リドファルドとファバロの父親バロッサ・レオーネの名前を出す。カイザルはそのことに対して問い詰めるも、アザゼルは「お前は父親と同じで何もできない」と言い残して去っていく。ファバロとリタがカイザルとアーミラの救出のためにアザゼルの城に乗り込むと、アザゼルはファバロに恨みを抱くカイザルを向かわせる。そして、復讐心からファバロに襲いかかるカイザルをみて悦に浸る。そしてカイザルはファバロのことを追い詰めるも、リタのパンチによってその場はおさまった。そして、「これが終わったら好きなだけ相手してやる」という言葉によってパズズをファバロと共闘して撃退して、城から脱出することに成功した。