エノク (ヤレドの息子)
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エノクは創世記5章18節から24節に登場する人物である。
人物[編集]
アダムから七代目がエノクで、エノクの父親はヤレド。エノクの息子はメトセラである。メトセラはノアの祖父である。
エノクの年は合わせて三百六十五歳であった。と23節には書かれているが、死んだとは書かれておらず、エノクは神とともに歩み、神が彼を取られたので、いなくなった。と24節には書かれている。
エノクは通常の人間のように死んだのではなく、生きたまま天に引き上げられたと解釈する他ない。
その他[編集]
聖書中には、生きたまま天に昇った人物のことが他にも書かれている。旧約聖書ではエリヤが生きたまま天に昇ったことが、弟子のエリシャによって目撃されたことが書かれている。モーセにも同様のことが起こったと言われている。新約聖書では復活したイエス・キリストが生きたまま天に上げられたことが、弟子たちにより目撃されている。
このように、生きたまま天に引き上げられた者には、後に地上に降りてきて重要な役割が与えられることになる。イエス・キリストは再臨して世界を治めることになる。患難時代に現れる二人の預言者は、モーセとエリヤか、エノクとエリヤとされている。