イワツバメ(いわつばめ、岩燕)は、動物界脊椎動物門鳥綱スズメ目ツバメ科の鳥類である。
全長約14.5cm、体の上面は黒色で下面は白色である。ツバメより少し小さく、尾も短く、切れ込みも浅い。
九州以北で夏鳥として渡ってくる。繁殖期には飛行しながら昆虫を捕らえて雛の餌にする。本来は岩場に営巣するが、よく似た景観の鉄筋コンクリートの橋梁やビルにも営巣するようになった。ツバメと異なり、集団営巣する。
志村英雄・山形則男・柚木修ハタオリドリツバメ『野鳥ガイドブック』永岡書店1996年1月10日発行