イエメン
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イエメン
- イエメン共和国 - 中東、西アジアの国。1990年5月22日に南イエメンと北イエメンが統合してできた。本項で扱う。
- イエメン人民民主共和国 - 1967年にイギリスから独立して1990年まで存続した。通称「南イエメン」。
- イエメン・アラブ共和国 - 1962年にイエメン王国崩壊によってでき、1990年まで存続。通称「北イエメン」。
- イエメン・ムタワッキリテ王国 - 1918年から1962年まで存続していた国家。通称イエメン王国。
イエメン共和国(イエメンきょうわこく)は、西アジアの共和制国家。アラビアの南端にある国。アジア南西部に位置する。
概要[編集]
面積は527,970km²。首都はサナア。
サウジアラビア王国、オマーン国と国境を接している。海岸線は紅海、アデン湾、アラビア海と接している。海を挟んで、ソマリア連邦共和国、ジブチ共和国、エリトリア国と接する。
歴史[編集]
南北統合[編集]
1990年5月22日にイエメン人民民主共和国(南イエメン)とイエメン・アラブ共和国(北イエメン)が統合してできた国家。アリー・アブドッラー・サーレハが初代大統領となる。
サーレハ[編集]
サーレハは、北イエメン時代と同様に独裁色を強めていく。南イエメンが不満からイエメン内戦を引き起こすも鎮圧。
2011年にアラブの春による反政府運動が勃発。2012年の大統領選の結果、副大統領だったハディが当選してサーレハは大統領を退く。
クーデター[編集]
2015年2月6日、イスラム教シーア派系ザイド派が議会を強制解散[1]。辞任を表明していた大統領は監禁され、暫定政権は崩壊した。
国際関係[編集]
日本[編集]
クーデターによる治安の悪化により、2015年2月15日にサナアにある大使館を一時閉鎖している[2]。