アールネ・エドヴァルド・ユーティライネン
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アールネ・エドヴァルド・ユーティライネン(1904-1976)とは、フィンランドの陸軍大尉。冬戦争で活躍した英雄である。
人物[編集]
- 陸軍士官学校に入るが、問題行動を繰り返したため停学。停学中に陸軍の自転車部隊に入ったが、再度、問題行動を起こし士官学校も退学になる。
- フランスの外人部隊に入りアフリカで戦う。
- その後はフィンランド陸軍に戻るが問題行動を繰り返し除隊になる。
- ソ連との戦争で、フィンランドは兵隊不足になったことから陸軍に呼び戻される。
- 本格的な戦闘が始まれば武器が不足することを外人部隊で学んでいたので、そうなる前に、彼の部隊は武器を多目に調達しておいた。
- コッラー川の戦いで、少人数の部下を率いてソ連の大軍を撃退。英雄となった。
- 部下が持つ個別の才能を見抜く能力に優れていた。
- 上からは睨まれていたが、部下たちからはとても敬愛されていたという。
- 史上最強のスナイパーとされるシモ・ヘイヘが大戦果を上げることができたのは、彼から才能を見抜かれ、単独行動を許されていたからだとされる。
- もし、シモ・ヘイヘが彼の部下でなかったら「射撃の上手い奴」くらいで終わっていたかも知れない。
- 階級は大尉。戦績の割に出世していない理由はお察しください。
教訓[編集]
命令に従うことしかしない自衛隊は、フィンランドの軍人を見習うべきである。
その他[編集]
弟のエイノ・イルマリ・ユーティライネンはフィンランド空軍の撃墜王である。
部下の才能を見抜く能力はオウム真理教の教祖に似ている。