アルファ崩壊(あるふぁほうかい)とは、鉄より重い原子がヘリウムの原子核を放出する核反応である。
地球表面上(というか、地殻)においてわりあいそこいらじゅうで起こっているが、もともと標準大気よりもヘリウムは軽いのですぐに大気圏上層に浮かんでしまうために、天然のヘリウムは貴重である。常温常圧では気体であるため、地殻における産生物としてのヘリウムは「ヘリウムガス」として販売されている。 ただし液体化が難しく、しかも超流動とかも起こすので始末に悪い物質である。