アリギバ
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アリギバ(? - 天順元年10月13日(1328年11月14日))は、モンゴル帝国の第11代大ハーン(元としては第7代皇帝)。漢文史料では阿剌吉八、阿里吉八(アリギバ)、阿速吉八などと記される。読みは、ラキパクとも言われる。治世の元号を取って天順帝と呼ばれることもある(在位:天順元年9月10日(1328年10月3日) - 10月13日(11月14日)。
生涯[編集]
父は第10代皇帝のイェスン・テムルで長男。1328年に父帝が崩御したことにより即位した。ところがわずか2か月後にエル・テムルによりクーデターが起こされ、アリギバは廃帝となった。
その後間もなく没している。恐らくは殺されたと推定されるが、どのように死んだのかは明らかでは無い。余りに短すぎる帝位のため、アリギバは元の皇帝に数えられない場合も存在する。