アカテガニは、主として淡水及び汽水域に生息するカニの一種。ベンケイガニ科アカテガニ属。
大ぶりのハサミを持つカニで、体が赤く発色している。陸地でも平気で歩いてゆくカニ(いわゆるオカガニ)であり、オカガニの仲間としてはベンケイガニとともによく知られている。海辺近くの民宿などでは、洗面所のシンクとかに顔を出していたりする。産卵は海で行うので海からはさほど離れられないはずだが、西新宿でベンケイガニを目撃したことがある。
北海道ではサワガニの代わりにペットとして飼われることが多い。
タマキビと一緒で水を嫌がる性質を持つ[1]。ほとんど食用とはしない。
関連語句[編集]
- サワガニ
- ハマガニ - 「紫の殺し屋」の異名がある。
- アシハラガニ - あまり水辺からは離れない。汽水域を棲息地とし、その名の通り芦場に多い。