アオザメとは、世界の熱帯から温帯の海に広く分布するサメの一種である。
大きいものは体長4メートル、体重は500キロを超える。はえ縄や流し網での混獲が多く、肉はかまぼこの原料や味噌煮込みの材料、ひれはフカヒレとして人気である。背骨が医薬品やサプリメントとして使われることもある。水産庁によると、アオザメの日本の水揚げ量はサメ類の総水揚げ量の8パーセント弱を占めている。
イタリアでもステーキとして加工され、食される。近縁種のバケアオザメは、アオザメより肉質が劣る。