アオイハルノスベテ
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『アオイハルノスベテ』は、庵田定夏による日本のライトノベル作品。イラストは、白身魚が担当。
概要[編集]
2014年8月30日にファミ通文庫より刊行されたライトノベル作品。『ココロコネクト』に続く庵田定夏の作品となる。
ストーリー[編集]
三年前に戻って高校生生活をやり直すことになった横須賀浩人。彼が通う輪月高校では「輪月症候群」と呼ばれる不思議な現象があり、横須賀は「輪月症候群」に関わっていくことになる。
登場人物[編集]
主人公[編集]
- 横須賀 浩人(よこすか ひろと)
- 本作の主人公。公立輪月高校一年A組所属。
- 三巻で、時間制限付きで時が流れない別の空間を作って「二人だけの世界」を作り出せるシンドロームがあることが判明する。
一年A組[編集]
- 大河内 葵(おおこうち あおい)
- 輪月症候群に興味を持つ女の子。
- 岩佐 美帆(いわさ みほ)
- 横須賀の近所に住んでいる女の子。透明人間になれる輪月症候群に目覚める。
- 木崎 まひる(きざき まひる)
- プロレス好きの女の子。
- 第2巻でサイコメトリーの輪月症候群に目覚める。輪月症候群に目覚めた子が強い想いをこめた物の記憶を読み取ることができる。
- 君塚 桜(きみづか さくら)
- ドッペルゲンガーの輪月症候群に目覚めた女の子。文化祭実行委員。
- 柳沼 清十郎(やなぎぬま せいじゅうろう)
- 輪月症候群オタクの男子。
- 森本 成美(もりもと なるみ)
- 一年A組の中心的女子。
- 蓮田 廉太郎(はすだ)
- 横須賀の左隣の席の男子。文化祭実行委員。
- 野上(のがみ)
- 横須賀の左斜め前の席の男子。
一年C組[編集]
- 大友 裕也(おおとも ゆうや)
- 金縛りの輪月症候群に目覚めた男子。
- 赤木 颯太(あかぎ そうた)
- 磁石人間の輪月症候群に目覚めた男子。狙った人間を引き寄せたり、遠ざけたりできる。輪月症候群が悪だという風潮が流れたときに浩人がその流れを変えたため、感謝している。
一年D組[編集]
- 田宮 健太(たみや けんた)
- 炎の輪月症候群に目覚めた男子。男から見てもイケメン。
二年生[編集]
- 浜 凛子(はま りんこ)
- 占い師みたいな輪月症候群をもち、まひるの輪月症候群を診断する。「占いばばあ」という通称があるらしいが、本人は嫌がっている。
生徒会[編集]
- 瓜生 亮介(うりゅう りょうすけ)
- 2年B組の生徒会長。腹のうちが読めない男。
- 染谷 隆文(そめや たかふみ)
- 会計。生徒会のメンバーだが、輪月症候群に対して理解がある。
- 芹沢 愛梨(せりざわ あいり)
- 2年A組の生徒会副会長。亮介の恋人。校則違反の生徒を追いかけまわしているときに足の骨にヒビが入って一学期中は謹慎で登校していなかった。
教師[編集]
- 高橋 俊吾(たかはし しゅんご)
- 横須賀浩人たちの一年A組の担任教師。
その他[編集]
- 絵理奈(えりな)
- 横須賀浩人の三歳年上で大学一年の姉。輪月高校出身。過去に生徒会と何かあったらしい。
- 京香(きょうか)
- 横須賀浩人の母親。浩人の文化祭には美帆の母と一緒にきた。
- 美帆の母
- 京香とはご近所ということで仲がいい。
- 大河内 翠(おおこうち みどり)
- 葵の姉。恋人を失ってから精神的に病んでしまう。死因とは関係ないが、死ぬ前に恋人が葵に移植をしていたことで、恋人が死んだのは葵のせいだと責めた。
- スタンプの人
- 学園を卒業してもシンドロームを持ち続けている。
用語一覧[編集]
- 輪月症候群(わづきしょうこうぐん)
- 輪月高校に通う生徒だけが発症する現象。学生にしか見えない火や水を出すことなどができる。現実世界には影響を与えないが、学生だけは実感することはできる。
単行本[編集]
タイトル | 初版発行日 | ISBN | その他 | サブタイトル | ||
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アオイハルノスベテ | 2014年9月11日(2014年8月30日発売) | ISBN 978-4-04-729861-3 |
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アオイハルノスベテ 2 | 2014年12月11日(2014年11月29日発売) | ISBN 978-4-04-730052-1 |
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アオイハルノスベテ 3 | 2015年6月11日(2015年5月30日発売) | ISBN 978-4-04-730506-9 |
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