やばい

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やばい(ヤバい)とは、日本語における形容詞の一種。その汎用性のやばさから、度々日本語学習者を苦しめるやばい言葉として有名。

概要[編集]

元々の意味は「危ない、不都合な形勢が予想されるさま」[1]。語源は諸説あるが、「具合の悪いさま」「不都合」を表す形容動詞の「やば」を形容詞化したものとされており、現代より用途は限定され、否定的な場面で主に使われる言葉であった。
一方、時代を経るにつれ、「否定・肯定問わず、物事の突出した面を強調する語」として日本の現代社会に定着し、主に若年層などを中心に多用されるようになった。

先述の通り、数ある形容詞の中でもトップクラスの汎用性を誇り、感嘆詞のどうもと共に様々な場面に応用が利く。このような語は日本語に限らず、他言語でも類を見ないため[注 1]、新たに日本語を習得しようとする外国人が必ずと言っていいほど苦戦する語句である。なお、かなりカジュアルなニュアンスを含むため、ビジネスなどの形式張った・改まった場での使用は非推奨

やばいを巡るやばい問題[編集]

やばいはその万能さ故、本来その様相を形容するに相応しい語彙があるにも関わらず、「やばい」の一言で形容されてしまい、結果として若年層の語彙力の低下を招くという現象が起きている[2]。決してやばいという語が滅するべき害悪であるという訳ではなく、時代の流れによる変容の結果であるため仕方ない問題ではあるのだが、本来適切である語彙の風化を招きかねないとして問題視する声も一部で上がっている。

言い換え例[編集]

否定[編集]

  • 大変
  • 危ない
  • 逼迫している
  • まずい

肯定[編集]

  • 凄い
  • 卓越している
  • 秀逸な

関連項目[編集]

脚注[編集]

出典
注釈
  1. 品詞の種類も用法も異なるが、一応英語の「f**k」なども様々な場面で用いられる単語として英語圏で定着してはいるものの、さすがに「やばい」の汎用性には幾分劣る。