ほうろう加工技能士
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ほうろう加工技能士(ほうろうかこうぎのうし)は、国家資格である技能検定制度の一種。かつて都道府県職業能力開発協会が実施していた、ほうろう加工に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。
2008年(平成20年)2月29日、受験者減少により廃止になった。
なお職業能力開発促進法により、ほうろう加工技能士資格を持っていないものがほうろう加工技能士と称することは禁じられている。
級別[編集]
1級、2級の別がある。
実技作業試験内容(ほうろう加工作業)[編集]
- 1級:印ろうぶた型の被塗物(素地-ほうろう用脱炭鋼板)2個の両面に、浸漬法によって下ぐすりがけをし、さらに、下ぐすりがけした2個のうちの1個の両面に、浸漬法によって上ぐすりがけをする。W型の被塗物(素地-ほうろう用脱炭鋼板)2個の両面に、吹付け法によって下ぐすりがけをし、さらに、下ぐすりがけした2個のうちの1個の指定した片面に、吹付け法によって上ぐすりがけをする。試験時間=1時間20分
- 2級(下から選択)
- 印ろうぶた型の被塗物(素地-ほうろう用脱炭鋼板)2個の両面に、浸漬法によって下ぐすりがけをし、さらに、下ぐすりがけした2個のうちの1個の両面に、浸漬法によって上ぐすりがけをする。試験時間=55分
- W型の被塗物(素地-ほうろう用脱炭鋼板)2個の両面に、吹付け法によって下ぐすりがけをし、さらに、下ぐすりがけした2個のうちの1個の指定した片面に、吹付法によって上ぐすりがけをする。試験時間=55分