ペトゥショクとは、ロシアの祭りでよく売られている雄鶏の形をした飴のことである。
13世紀に砂糖が出てきたが、その頃はまだ飴などのお菓子は王侯貴族のものだった。19世紀になってやっと庶民に飴文化が行きわたり、ロシアのリャザリン地区でにわとり型の飴が売られるようになった。その後、モスクワやサンクトペテルブルクに工場ができ、じわじわと広まる。ソ連時代には種類が増えて、にわとりの他にリスや金魚、ウサギ、馬やクマなどが出てきた[1]。