ちび薔薇行進曲

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ちび薔薇行進曲』(ちびばらこうしんきょく)は、山川純一による日本漫画作品。『薔薇族』にて1985年に掲載された。

あらすじ[編集]

日高をはじめとする「美術部の3バカトリオ(以下3人組)」は、体育教師の小松崎直人が自分たちの好意に気づかず、女子生徒といちゃつくので妬んでいた。彼らは小松崎を困らせるため、「絵のモデルになってほしい」との口実で美術室に呼び、ヌードモデルとして全裸になった小松崎を勃起させようとしたが失敗に終わる。

激怒した小松崎は3人組に真意を問い詰めたあとで、みずからも同性愛者だと明かし、彼らの行為を許す代わりに自分にボディペインティングをしてほしいと頼む。

水着のボディペインティングをしてもらった小松崎は、そのままの格好でトイレを済ますために美術室の外へ出るなどの羞恥プレイを大いに楽しんだあと、仲直りの証として4人で性行為をする。その後ボディペインティングを落とすため、すっかり小松崎と仲良くなった3人組は美術室の水道や自分たちの衣服を提供する。しかし小松崎は「(最初から自分に「好きだ」と打ち明けない)お前らの気弱い根性をたたきなおしてやる」との名目で今度は3人組にボディペインティングを施し、3人組はその状態でロッカー室の着替えを取りに行く羽目となってしまった。

登場人物[編集]

小松崎直人(こまつざき なおと)
日高たちが通う学校の体育教師。23歳。女子生徒に人気だが、実はホモ。イケメンマッチョであり、軽薄かつ飄々とした性格。ストックキャラクターでもあるのか、自分への想いを正直に伝えようとしなかった日高たちを罵る。自称・SMの気がある。
日高(ひだか)
美術部の3バカトリオ(1人目)。小松崎のことが好きな故、彼の評判を落とす一連の作戦を考えて実行しようとした。
田代(たしろ)
美術部の3バカトリオ(2人目)。小太り。ボディペインティング後、小松崎の尻に絵の具を注入した。
眼鏡の男子生徒
美術部の3バカトリオ(3人目)。
用務員のオジサン
小松崎と3バカトリオのトイレの帰りに遭遇した。老眼を患っているらしいが、小松崎の水着がボディペインティングだと暗に見破っていた。

関連項目[編集]