すべっと窯跡(すべっとかまあと)とは、香川県綾歌郡綾川町陶に存在する県指定の史跡である。
旧綾南町北部に盛り上がる標高216メートルの十瓶山南麓にある窯跡。この辺りは昔から良質の陶土の産地として須恵器が盛んに製作され、その全盛期は9世紀から12世紀にかけての平安時代だったといわれる。この窯跡はほとんど当時の型を残しているもので、燃焼室の床面が2重で作られている。