さくらマイマイ

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さくらマイマイ』(SAKURA MAIMAI)は、おしおしおによる日本4コマ漫画作品

概要[編集]

月刊コミックアライブ』2014年10月号(2014年8月27日発売号)で、アライブ100号記念企画としてスタートした「アライブの中の4コマ誌『コミックキューン』」より連載され、2015年9月号まで連載。その後、移籍して『月刊コミックキューン』2015年10月号(VOL.1)から連載されている[1]

単行本第一巻には、帯に黒田bbの推薦コメントとイラストが掲載された[2]

ストーリー[編集]

一ノ宮櫻子は、手違いで本来とは違う学園に通うことになるも同じ学生寮に住む鈴森純汐崎夏目海乃瑠璃と友達になれたことを喜んでそのまま通うことになる。世間ずれしつつも庶民の生活を楽しむ櫻子は楽しい学園生活を送っていく。

登場人物[編集]

一ノ宮 櫻子(いちのみや さくらこ)
本作の主人公。二葉ヶ丘女子学園第三寮に入寮する。本来は双葉ヶ丘女子学園に入学するはずだったが、手違いで二葉ヶ丘女子学園に入学することになるも、「まあそれもなにかのご縁ということで」とまったく動揺せずにのほほんとして、むしろ友達ができたことを喜んでそのまま残る。
中学校までは家に家庭教師を呼んでいて高校で初めて学校に通うことになった箱入りお嬢様。そのため、高校生活でやりたいことをノートにまとめている。のんびりした性格で、よく寝てしまう。夜も早く寝てしまい、プールが楽しみでなかなか眠れなかったときも9時までには寝ている。泳げない。
お嬢様としての礼儀作法は教えられてきたが、撫子に甘やかされたこともあって学業成績は悪い。家族との連絡は手紙で、急用の時は矢文を使っていた。スマートフォンを見たことがなく、純の使うスマートフォンを見て興味を抱く。スマートフォンを買った後も矢文や手紙を使うことが多い。
一本10円のお菓子「うめぇ棒」が好きで、うめぇ棒をたくさん買うために純と一緒に喫茶店でバイトをした。初給料をすべてうめぇ棒に使うも、こんぽた味と間違えてなっとう味を買ってしまい、学校で配ることになった。
鈴森 純(すずもり じゅん)
二葉ヶ丘女子学園第三寮の住人。学業成績は赤点スレスレ。髪はツインテールにしている。明るく活発な女の子。
おしゃれが好きで服を奮発して買っている。可愛い制服が好きで喫茶店のバイトを櫻子としている。
汐崎 夏目(しおざき なつめ)
二葉ヶ丘女子学園第三寮の住人。学業成績は良い。怖がりでお化けなどは苦手。恥ずかしがり屋の女の子。
純とは家が隣同士の幼馴染。純に対して密かに想いを寄せており、純と少し触れあっただけでも動揺してしまう。水着姿を見たり、一緒にお風呂に入る時には興奮して気を失ったり、鼻血を出したりもした。純の使用した物を欲しがる。純に対する好意を知られないように振舞うツンデレ。
海乃 瑠璃(うみの るり)
祖母が大家で、二葉ヶ丘女子学園第三寮の大家代理をしている。学業成績は良い。携帯電話はガラケーを使っている。泳げない。
小柄で小学生に間違われることもある。櫻子からは「るーちゃん」と呼ばれている。櫻子が変わった行動をしても温かく見守る優しい女の子。櫻子の面倒を見ており、撫子とはライバル関係。
一ノ宮 撫子(いちのみや なでしこ)
櫻子の双子の妹。姉のことが大好きで、櫻子が間違って二葉ヶ丘女子学園に通うことになったために連れ戻そうとするが、瑠璃が反発。そして、一日だけ二葉ヶ丘女子学園に通うことにする。家庭科の授業で指を切った時に瑠璃に手当てしてもらい、思ったよりもここも悪くないと思い直した。そして、メアリーが迎えにきて強制的に帰らされる。
櫻子と違って学業はできるが、櫻子と同じく料理はできない。また、スマートフォンのことも知らなかったため、初めてみたときは櫻子と同じように驚く。
普段は姉のことを櫻子と呼んでいるが、甘えるときは「おねえちゃん」と呼ぶ。包丁で指を切った時も、瑠璃の前では強がっていたが、姉の前では泣いて抱き付いたりした。
山下 里子(やました さとこ)
櫻子たちの1年B組の担任をする女性教師。愛称は「里ちゃん先生」。三姉妹の長女で妹たちは結婚していて肩身が狭い。
数年前からふたさん寮の2階奥の空き部屋を借りていた。櫻子たちが来る前に引っ越そうと思ったが、3月に彼氏と別れてつらくなって気づいたら4月になっていた。そのため、幽霊の噂が立つことになる原因を作ってしまう。櫻子たちに幽霊の原因が里子にあるとばれて、新居が見つからなかったことでそのままふたさん寮に住むことになった。
メアリー
櫻子や撫子たちの専属メイド。オタクでアニメやゲームが好き。見たいアニメがある時には仕事を手早く済ませる。無表情。櫻子が電話すると唐突に現れる。

用語一覧[編集]

二葉ヶ丘女子学園(ふたばがおかじょしがくえん)
櫻子が手違いで入った学園。
双葉ヶ丘女子学園(ふたばがおかじょしがくえん)
櫻子が本来入るはずだったお嬢様学園。
二葉ヶ丘女子学園第三寮
通称「ふたさん寮」。幽霊が出るという噂があって、数年前から使われていなかった。入寮している住人は全員1年B組の生徒。幽霊の正体は寮に住みついていた里子先生だった。

単行本[編集]

MFC キューンシリーズキューンコミックスKADOKAWA)より発売。

タイトル 初版発行日 ISBN 備考
さくらマイマイ 1 2015年10月31日(2015年10月27日発売) ISBN 978-4-04-067904-4 TivフライU35によるゲストイラスト掲載
さくらマイマイ 2 2017年1月27日(2017年1月27日発売) ISBN 978-4-04-068794-0
さくらマイマイ 3 2018年3月26日(2018年3月26日発売) ISBN 978-4-04-069784-0

脚注[編集]

外部リンク[編集]