おでこさんウソつかない

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おでこさんウソつかない』は、遠藤仁による日本漫画作品

概要[編集]

竹書房新人4コマ杯月間賞受賞作として『まんがライフオリジナル』2015年6月号に読み切り掲載[1]。その後『月刊コミックフラッパー』2019年12月号より連載されている。

ストーリー[編集]

小出の本音がおでこに文字として現れるのを見ることができる成田と成田の本音が顔に文字として現れるのを見ることができる小出。二人はそれぞれ文字として自分の本音が相手に見えていることを知らないでいた。周囲に不良と誤解されている成田と真面目な小出は、少しずつ仲良くなっていくのだった。

登場人物[編集]

成田 健人(なりた けんと)
横川港(よこがわみなと)高校に通う高校1年生の男子。入学式に姉の練習台で髪をセットされ、そのまま寝てしまって朝急いで登校したところ、カラーリング剤が流されておらずに頭や手から血を流していると誤解。喧嘩をしていたと疑われて停学となって、「血塗れ成田(ちまみれなりた)」と呼ばれ、停学明けもうわさが流れていて友達ができなかった。
隣の席に座る小出の本音がおでこに文字として現れるのを見ることができる。一方で自分の顔に本音が文字として現れて小出が見えることを知らない。
勉強が苦手だったが、小出に教わってから少しずつ点数が上がっている。そして、自分に期待してくれる人がいるならと頑張ってみようと思うようになってきている。
嘘をつくのが苦手で、何事に対しても正直に答えることが多い。
小出 梢(こいで こずえ)
成田の本音が顔に文字として現れるのを見ることができる。一方で自分のおでこに本音が文字として現れて成田が見えることを知らない。
真面目な性格であり、成績優秀。クラス委員長をしている。勉強が苦手な成田に勉強を教えている。勉強で知識が増えていくのが好き。
「矢場谷豊(やばたにゆたか)」という俳優のファンであり、彼の出演するテレビドラマなども見ている。
須磨 夏海(すま なつみ)
成田や小出のクラスメイトの女子。映画がきっかけで小出と友達になる。他の生徒と同様に成田が不良と誤解して怖がっていたが、誤解が解けて友達となる。陸上部の先輩の塩屋に好意を抱いており、成田と小出に恋愛相談をしている。
初登場時の第2話では友達に「夏美」と呼ばれているが、第5話のメールでは「夏海」表記であり、こちらが正しいと思われる。
先生
成田や小出の担任の男性教師。成田の成績が悪いことを心配している小出に勉強を教わってから少しずつ点数が上がってきた成田を褒めている。
成田 天音(なりた あまね)
健人の姉。理容師をしつつ、お金がたまったら海外を放浪して現地の人の髪を切ったりしている。
成田の停学に少し責任を感じており、小出という友達がいたことで安心している。
塩屋(しおや)
夏海の陸上部の先輩の2年生。夏美が好きな男子。
西高の番長
小出と成田が映画を見に行った際に出会った番長。健人が「血塗れ成田」噂されている人物だと知り、勝負しようとする。根は悪い人物ではないようだが、ずれたところがある。
ノブオ
西高の番長の舎弟。番長を「アニキ」と呼んで慕う。

単行本[編集]

MFコミックス フラッパーシリーズKADOKAWA)より発売。

巻数 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
1 2020年8月21日(2020年8月20日発売) ISBN 978-4-04-064820-0
  • 第1話
  • 第2話
  • 第3話
  • 第4話
  • 第5話
  • 第6話
  • 第7話
  • 第8話
  • 第9話

脚注[編集]

外部リンク[編集]