おくみどりは、お茶の品種の一つ。
待ち望んだ優れた晩生品種という意味から命名された。静岡県榛原郡金谷町(現在の島田市)の茶業試験場で、やぶきたと静岡在来16号を掛け合わせて育成させたもの。鹿児島県と京都府を中心に栽培され、玉露や碾茶(抹茶の原料)としても期待されている。耐寒性が強い晩生種で、さわやかなすっきりとした香味がある。