えちぜん鉄道MC7000形電車
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えちぜん鉄道MC7000形電車(えちぜんてつどうMC7000がたでんしゃ)は、2013年より運用しているえちぜん鉄道の車両の1形式。
本校では編成を組むTC7000形電車についても記述する。
登場の経緯[編集]
えちぜん鉄道では京福時代に阪神から譲り受けた車両群を大量に保有しており、車体の製造から40年は優に越え老朽化も進み、これらの早急な置き換えが求められていた。
そこで、JR東海で廃車となる119系に目をつけ、これらのうち2連6本を譲り受けて改造の上で運用に入ることになったのが本系列である。
本系列の投入により京福時代からの車両のうち、MC5001形を除きすべて淘汰され、同線内における吊り掛け車も全廃となった。
改造[編集]
基本仕様は119系に準ずるが、低運転台化改造を受け、前照灯も移設となったほか、抵抗制御からVVVFに変更され、主電動機も出力90kWのMB-5148Aに交換された。駆動方式はWNドライブとなったが、国鉄型台車へのWNドライブの装荷はこれが初めてとなる。
トイレは撤去され、形式名は元クモハ119がMC7000形、クハ118はTC7000形となった。
なお、台車やブレーキ方式は種車のものを引き継いでいる。
運用[編集]
2014年までに全12両を増備し、阪神車グループを淘汰して以降はMC6001形・MC6101形とともにえちぜん鉄道の主力となっており、2両単独で勝山永平寺線、三国芦原線で幅広く運用される。