いざゆけ若鷹軍団

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

いざゆけ若鷹軍団 (いざゆけわかたかぐんだん) とは日本のプロ野球チームの福岡ソフトバンクホークス (以下、ソフトバンク) の球団歌、及び前身の福岡ダイエーホークス (以下、ダイエー) の公式応援歌である。このページでは、ダイエー時代の球団歌だったダイヤモンドの鷹 (だいやもんどのたか) についても説明する。

いざゆけ若鷹軍団[編集]

南海ホークスが1989年から福岡県にある平和台球場に移転し、福岡ダイエーホークスになった際に公式応援歌として制定された。一般公募の原田種良作詞のものが採用された。補作詞・森由里子、作曲・富山光弘、編曲・山本健司。

次のような特徴がある。

  1. 歌詞が七五調 (七文字→五文字→七文字→五文字、…) である。
  2. 歌詞が一般公募で制定された。

この歌は事情などに合わせダイエー時代に2バージョン、ソフトバンク時代に2バージョン存在している。

ダイエー時代①

初期に使用されたバージョンである。 YouTube 動画リンク

ダイエー時代②

上述の①から以下の変更点が入った。

  1. 勇者よ集い颯爽と」 が、当時のライバルだったオリックス・ブレーブス (現在のオリックス・バファローズ) を連想させることから、 「疾風のごとく颯爽と」 に変更となった。
  2. 「栄光めざし舞い上がれ」 が 「栄光めざし羽ばたけよ」 に変更となった。

YouTube 動画リンク

ソフトバンク時代①

2004年末にダイエーからソフトバンク (以下、SoftBank) に身売りが行われ、現在の 「福岡ソフトバンクホークス」 になった。このときに後述のダイヤモンドの鷹にかわってこちらがソフトバンクの球団歌に制定された。このとき、以下の変更点が入った。

  1. 前奏がファンファーレ調になった。
  2. 前奏に 「勝利をつかめ、ソフトバンクホークス!」 、2番と3番の間奏に 「勝ちどきあげろ、ヤフードーム!」 、などの叫び声や掛け声が追加された。
  3. 「我らの我らのダイエーホークス」 が、親会社がSoftBankになったことに伴い 「我らの我らのソフトバンクホークス」 に変更となった。

YouTube 動画リンク

ソフトバンク時代②

2013年より福岡ドームの愛称が 「福岡ヤフオク!ドーム」 に変更されたことに伴い、上記の①に以下の変更点が入った。

  1. 2番と3番の間奏の掛け声で 「勝ちどきあげろ、ヤフードーム!」 と入るが、ここが 「勝ちどきあげろ、ヤフオク!ドーム!」 に変更となった。

YouTube 動画リンク

ダイヤモンドの鷹[編集]

ダイヤモンドの鷹 (だいやもんどのたか) とは、福岡ダイエーホークスの球団歌である。作曲は宇崎竜童、作詞は阿久悠。当時の球団歌は行進曲などテンポがしっかりとれている曲が多かったのに対し、こちらはロック調の曲だった。

しかし、年を追うごとに球団ソングとしての人気は衰退、1993年に福岡ドームに移転してからはこの勢いが顕著になり、1999年に日本一に輝いたとき、ダイエーの優勝セールでは前述の 「いざゆけ若鷹軍団」 が流されるほどに人気は衰退してしまった。そして2004年に福岡ソフトバンクホークスになってからはいざゆけ若鷹軍団が球団歌になり、加えて「勝利の空へ」が球団応援歌とされ、この歌は球団の歌としての役目を完全に終えた。 YouTube 動画リンク