あくまでじょし
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『あくまでじょし』(Akuma de jyoshi)は、三浦ゆあんによる日本の漫画作品。
概要[編集]
月刊4コマ漫画雑誌『コミック電撃だいおうじ』(アスキー・メディアワークス刊行)VOL.8(2014年4月28日発売)から連載。2015年9月28日発売のVOL.25を最後に掲載されなくなる。単行本1巻にはVOL.17まで掲載されているが、それ以降は未収録作品となっている。
サブタイトルは「あくまで1」、「あくまで2」というように数える。
ストーリー[編集]
魔王の血をひく佐丹真央は、将来は魔王となると公言する女子高生。そんな真央と同じクラスに、同じ魔王の種族である井門ルーシーが現れる。何だかんだでルーシーと仲良くなった真央は、友達の宮月愛や引間咲らと日々を過ごしていく。
登場人物[編集]
高校[編集]
- 佐丹 真央(さたん まお)
- 本作の主人公。魔王の血をひいている。そのためか、将来は魔王となると常に言っている。青髪にツインテールをしている。父親はヒラ社員。
- 月刊Maoh!という雑誌を購読している。アリベルのファン。スポーツは得意ではなく、体力測定の結果は散々だった。母親からは心配されるほど、勉強は苦手。
- 当初はルーシーをライバル視して学級委員にも立候補。そこで、ルーシーが真央の友達になりたがっていたことを知る。ついつい家来と言ってしまってしばらくは意地を張っていたが、クレープを一緒に食べてからはお互いに名前で呼び合うようになって改めて友達となる。
- 井門 ルーシー(いでかど ルーシー)
- 真央と同じ魔王の種族の女性。真央のクラスメイト。金髪で頭に大きなリボンをつけている。入学早々からみんなの人気者となる。お嬢様で家は大金持ち。勉強もスポーツもできる。
- 小さいころは家の中で育てられ、必死にお願いして高校からは学校に通わせてもらうことになる。真央が同じ種族の魔王だと知って友達になりたがる。真央との学級委員の選挙をきっかけに仲良くなる。クレープを一緒に食べてからはお互いに名前で呼び合うようになる。
- 宮月 愛(みやつき あい)
- ヴァンパイアの女性。真央のクラスメイトで友達。
- 朝から昼間はテンションが低い。だが、夜になるとうざいほどテンションがあがる。そのテンションでスキンシップ過剰となって、周囲をぐったりさせる。
- 尻尾のことを笑われると思って隠してきたが、真央たちはむしろカッコいいという。尻尾のことを隠すために体育を仮病で休んだりするうちに夜型人間となった。
- 引間 咲(ひきま さき)
- サキュバスの女性。真央のクラスメイトで友達。
- 子役をやっていたこともある。小学生の時から男子に告白されることも多い。小さいころに咲を外見でからかってきた人たちに対して、真央が庇ったことがある。
- 角田 隠(つのだ かくし)
- 真央のクラスメイトの男子。種族は鬼で、嫌いな食べ物は豆。
- 明日本(あすもと)
- 咲に告白した男子。自分に絶対の自信をもっていたが、振られている。
その他[編集]
- 茉穂(まほ)
- 真央の妹。姉と違って魔王になるとは考えておらず、勉強して堅実な生き方をしようとしている。
- 魔王になりたいと言っている姉に呆れている。そして、家にきたルーシーのことを素敵とお姉さまになって欲しいとお願い。だが、ルーシーはむしろ茉穂になって真央の妹になりたいと言っている。
- 奥戸(おくと)
- ルーシーの使用人。真央と仲良くなりたいルーシーのために制服を着て忍び込んだりもしている。
用語一覧[編集]
- 種族雇用機会均等法
- 職業の選択の自由が認められる。これによって、種族ごとに職業の制限がなくなった。
単行本[編集]
電撃コミックスNEXT(KADOKAWA)より発行。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 |
---|---|---|---|
あくまでじょし 1 | 2015年3月27日(2015年3月27日発売[1]) | ISBN 978-4-04-869208-3 |