○○ちゃんを救う会

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

○○ちゃんを救う会(- ちゃんをすくうかい)とは、○○ちゃんを救うために行われる募金団体である。○○には具体的な個人名が入るが、本項目では出典部を除いて個人名を記載しないことにする。

概要[編集]

拡張型心筋症などの難病において、臓器移植がほぼ唯一の治療法という病気は少なくない。しかしながら、日本では臓器移植に対するノウハウが定着しておらず、また忌避感も根強いことから[注釈 1]、海外にて臓器移植を行うこととなる。特に子供の脳死移植が日本で可能になるまでは、臓器移植のために海外に移住することが必要であった。

しかしながら、難病を抱える子供、およびその家族がアメリカなどの海外に数か月間住み込むには相当な費用がかかり、また一日でも早く移植することが必要である。そのため、「○○ちゃんを救う会」を立ち上げて募金を集めることが必要になるのである。

問題点[編集]

Uncyclopedia.pngアンサイクロペディアのゆかいな仲間たちが死ぬ死ぬ詐欺の項目を面白おかしく執筆しています。

まず一つ目としては、現金なアメリカの病院では、資金を追加で払うことで優先して移植を受けることも可能であり、その金額も集める必要がある。一方で、これが「順番抜かし」ではないかとの批判も根強い。

二つ目に、対象の人が無事移植を受けることができた、もしくは残念ながら亡くなってしまった後の対応が明確な案件が少ない。一人の人を救うのに巨額の金額を集めておきながら、その後の生活が不明な場合、不信感を感じる人も少ないであろう。多くは別の救う会に寄付しているということであるが、公表している人は多くない。また、実際に詐欺に使われたケースもあった。

これらのことから、救う会は時として「巣食う会」や「死ぬ死ぬ詐欺」と批判されることもある。

その他[編集]

Uncyclopedia.pngアンサイクロペディアのゆかいな仲間たちが渡辺俊介ちゃんを救う会の項目を面白おかしく執筆しています。
  • ネット上では、現役時代打線からの援護が少なかった渡辺俊介選手に対し、渡辺俊介ちゃんを救う会というパロディネタがある。また、同様の状況にある野球選手にもネタとして使われている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 例として、日本では1997年にようやく脳死による移植が実現したが、15歳未満への移植が可能になったのは2010年になってからである。

出典[編集]