SPE
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SPEとは、島内剛一の設計によるテキストエディタの一種である。
設計時にはラインプリンタ以外に出力環境がなく、当然スクリーン・エディタでもなく、マウスのようなポインティングデバイスもない時代であり、Apple キーボードのようにCtrlキーも大きかったために、かなり使いやすいエディタであった。
とはいえ現在の Windows 用のキーボードではかなり使いづらく、HHKあたりでなければ使いどころがないのが泣きどころである。とはいえ一九七十年代末までは現役のエディタであり、MS-DOS 上に移植されてもいた。
概要[編集]
スクリーン・エディタに移植する際に問題のなるのが、「カーソル(英語では「カーサー」)の移動をどこに割り当てるか?」である。「改行」「タブ」「バックスペース」「コピー」「ペースト」などと競合することを避けようとすると、割合に遊んでいる右手の指に任せるしかなく、けっきょく「vi」に近いものになる。そういった話があるため、キーボードに関しては議論が絶えなかったが、近年ではトラックボールが復活しつつあるという。プログラマが絶滅危惧種になりそうだという話にも納得がゆく。