PERT/CPM
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PERT/CPMとは、工程管理において、プロジェクトの全体像を共有するための技法と、納期の見積のための方法をいう。
概要[編集]
おそらくは二十世紀の六十年代には手法として確立していた。七十年代には高校生が文化祭用の自主制作アニメの制作に活用していたという事例がある。
ただし、いわゆる「文系」の人々は乱世を望んでいるため(そのためのエクスキューズとして平和主義を声高に主張するのかもしれない)、「物事が粛々と進んでゆく」のを喜ばない(喜べない)ために、現在においても「遣い手は上司に目をつけられて企業からいびり出される」という、けっこう危険な手法である。
人間生活との関わり・利用[編集]
土木・建築・医療、アニメ制作や料理に至るまで幅広く使われている。とくに料理では、三口+グリルつきのガステーブル、電子レンジにオーブントースターといった六つのプロセスが並列で走っており、その全体像を把握するのはけっこう大変であり、食事の時刻までにぜんぶ揃えて「はい、お召し上がりください」というのはそれなりに難題ではあるのだが、PERT/CPM 使いはPERT図が頭の中に浮かんでしまうので、フツーにこなしたりしてしまう。
これは才能とかではなくて単なる手法でしかなく、誰にでもできるようなものであってその気になれば高校生でも使いこなせるようなものでしかないのだが、理解できない人には嫌われがちである。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 鮫島正樹『青ざめたいちごケーキ事件』 (1990、角川文庫 さ 13-1)