NEW GAME!!

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NEW GAME!!』(ニューゲーム!)は、得能正太郎による日本4コマ漫画作品NEW GAME!』を原作としたアニメ作品

概要[編集]

2017年2月12日、豊洲PITで開催された「『NEW GAME!』ファン感謝イベント〜Next Level〜」で製作が発表[1]。2016年7月から9月まで放送された『NEW GAME!』に続くテレビアニメ第二期となる。

2017年7月から9月までテレビアニメ全12話が放送された。2017年6月29日にAbemaTVで第一話の先行配信がされている。

ストーリー[編集]

第1話
青葉が入社してから一年がたった。後輩ができるかもと期待していた青葉だったが、今年は新入社員がこないと聞いて一人で盛り上がっていた自分が恥ずかしくなる。ねねはうみこに自分で作ったゲームのことを相談して盛り上がるのだった。
青葉たちは会社の面談を受ける。それぞれ色々なことを話し、それぞれ色々と考えるのだった。面談も終わり、みんなでお花見にでかける。花見の終わりにキャラデザのコンペをやることが発表され、青葉も頑張ろうと決意するのだった。
第2話
キャラデザのコンペが始まり、出場することにした青葉もどういうキャラクターを出そうか考える。コンペで八神のデザインは通らず、青葉の出したデザインはブラッシュアップして出すようにという指示になる。これによって、八神は気持ちに変化が生じてしまって、デザインについて相談しに来た青葉につい八つ当たりのような言葉を言ってしまう。お互いにこの出来事で落ち込んでしまうのだった。
自分の気持ちを話してきたゆんに思わずこれでよかったはずなのにと泣いてしまう青葉。青葉に強くいってしまって落ち込んでいた八神のところにやってきたりんは、青葉の気持ちをわかる八神は正しい行動をとれると信じているという。こうして、八神は青葉にキャラデザについて力を貸す。そして、コンペで二人で調整してキャラデザを調整することが決まるのだった。
第3話
自分のキャラデザが採用されたということもあって張り切る青葉。だが、キャラデザなのに意見が言えずにみんなの力になれなかったと落ち込んでしまう。そんな青葉の様子に気づいたひふみは青葉を食事に誘って、励まそうとする。ひふみの言葉で元気を取り戻した青葉は元気を取り戻すのだった。
ねねはゲーム作りを頑張っていたが、周囲に感心されるレベルまでできずに大変さをかんじていた。うみこに連絡をとってアドバイスをもらうことにする。そこで、青葉がキャラデザを任されたことを知ったねねは夜に連絡をとるのだった。
第4話
ムーンレンジャーのチケットを手に入れられなかったはじめ。ひふみがチケットを譲ろうかと提案するも、ひふみが行くべきと断る。だが、ゆんは子供同伴のライブチケットをおとんの代わりに行かないかとはじめに話をもちかける。これによって、はじめはゆんたちと昼のライブに出かけることができるのだった。夜のライブではひふみが気合を入れていたところ、青葉とねねも偶然にも同じライブに来てて出会う。隣の席だったこともあって一緒にライブをみることになるのだった。
コウのが機嫌よさそうに作業しているのを見て思わず笑ってみていたところ、振り返ったのに驚いて席に戻ったひふみ。何となく、気まずい空気の中でメッセで会話が始まる。そして、二人は打ち解けた会話をしていたところでりんが現れる、嫉妬しているりんに気づいて慌てるひふみは、何とかこの空気を乗り切ろうと頑張る。そして、何とか乗り切るも今度はうみこと長々と話すことになるのだった。
ゲームのプロトタイプ版の提出日となって不安になる青葉。それでもゆんの言葉を受けて木葵を入れる。そんな中、葉月はひふみにコウに代わってキャラリーダーをやってみないかと再び提案。自分なんかがなっていいのかと不安になるひふみにコウが言葉をかける。そして、ひふみはキャラリーダーに挑戦することにするのだった。その後、提出したプロトタイプが好評でこのままゲーム開発を続けていくことになるのだった。
第5話
ひふみがキャラリーダーになって、今までのようにやってしまって遅れそうなことをいいそびれてしまったゆん。だが、ひふみはへこまずにゆんのことを見てくれて、嘘をついてしまったと謝罪するゆん。ゆんは叱ってほしいといい、ひふみはコスプレするときみたいに叱ってみるもお互いに恥ずかしさでもだえるのだった。
中々、アイデアが思い浮かばないはじめ。葉月の言葉を聞いて、青葉とゆんに相談にのってもらうことにする。そして、はじめは無事にアイデアをまとめることができたのだった。
女王のキャラデザを中々かけない青葉。コウが他のキャラを書いている間に仕上げるように言われる青葉。りんの話を聞いて、葉月に女王様のキャラについて聞きに行く青葉。そうして、時間をかけながらもキャラを完成させることができたのだった。
友人のほたるが留学から帰った来たことを知った青葉。ねねと3人で温泉に入る。こうして3人一緒の時間を過ごすのだった。
第6話
作っていたゲームが完成したねねは、青葉とほたるに緊張しながらも見せる。青葉とほたるがゲームを楽しんでくれてほっとするねねであった。
キービジュアルを担当することで責任感を感じていた青葉あったが、上の命令で実績のあるコウがキービジュアルを担当するようにお達しが来る。そのことに反発するコウ。青葉も悔しい思いはあり、出来レースではあるもののコンペを開いてもらうように言う。そして、コンペが開かれることになって全力でキービジュアルを書いていく青葉。結局コウのキービジュアルが選ばれるのだが、青葉はそのことに納得するのだった。
第7話
ねねの面接に青葉を同行させるうみこ。青葉がいることで安心しそうになってしまう自分を叱咤して緊張感をもって面接に挑もうとするねね。自分の想いを伝えたところで、青葉は面接室から退室。残ったうみこは、ねねに三か月間の契約でのアルバイトとして合格と伝える。ねねはプログラマーとしての技術は伴っていないが、成長を見込んで採用すると伝える。期待されていると知ったねねは初めていわれて頑張るというのだった。
青葉のキャラデザの件で自分に力がなくて意見を通せなかったことで、憂鬱になる大和。キャラ班と仲良くなる方法があるということで、大和は葉月にもらったお守りでキャラデザ班のところに行く。そこでコウに仕事の依頼を依頼をするも、もずくにじゃれられて転倒。そこで青葉に手を差し伸べられるも、人に接近されるのが苦手で思わず叫んでしまう。だが、キャラ班とは前よりも仲良くなることができたのだった。
新しい新人社員として研修に鳴海ツバメ望月紅葉がやってくる。初めてできるという後輩にはしゃぐ青葉。ひふみはコウの隣の席に移動して、紅葉が新たに席に座ることになる。紅葉は同い年でキャラデザをやっているという青葉にライバル意識を持つ。だが、間違って名前を憶えていたことに気づいて赤面するのだった。
第8話
紅葉たちの歓迎会の幹事をすることになった青葉たち。青葉とゆんとはじめはお店選びに難航していたところ、通りがかった葉月はメイド喫茶がいいと言ってくる。メイド喫茶をよく知らないという青葉たちに葉月はメイド服を着せて接客させてくる。葉月の言うようにメイド喫茶の真似事をすることになった青葉たちのところにやってきたひふみと紅葉。巻き込まれたくないひふみが去った後、紅葉もメイド服を着ることになって葉月の言うようにしていくことになる。そこにうみこがやってきて葉月が連れられて行くのだった。
コウの適当な選択もあってハンバーグ屋で歓迎会をすることになる。紅葉とどう打ち解けようかと悩む青葉たちはあだ名の話などを持ち掛ける。コミュニケーションをとるのが苦手な紅葉とあまり打ち解けられないみんな。どうしようかと悩む青葉たちはコウに相談してみたりする。そんな中、ひふみは紅葉と何とかコミュニケーションをとろうとする。ペットの写真を見せたことをきっかけに少し打ち解けることができたのだった。これによって紅葉は打ち解けようと考えて、次の昼食はみんなと昼食をとるのだった。そこで、紅葉は青葉が自分の負けたくないという気持ちと違うものを持っているものを知り、調子が狂うのだった。
第9話
ゆんとはじめはれんとみうを連れてヒーローショーにきていた。そこで、はじめは昔の友人のアッキーと会う。オタクであることを隠していた高校の友人に会って焦るはじめ。アッキーと別れた後、ゆんとはじめは高校時代の自分のことを話す。お互いに意外な過去について話して何となくすっきりした二人。はじめはアッキーにオタクだった過去を告白してみたところ、アッキーははじめがオタクだったことを知っていて黙っててくれていたのだった。二人は、二人は眼鏡をかけて出社して、青葉の反応に息の合った突っ込みを見せるのだった。
紅葉とツバメは自分たちの作った音ゲームを見せて、出来の良さにみんな感心する。そんな中、ねねとツバメは何となく喧嘩してしまうも、ねねはプログラマーとしての実力を身につけて認めさせようと決意するのだった。
ツバメと紅葉は家に現れた虫に悪戦苦闘。その騒動で風邪をひいてしまったツバメ。紅葉は一人で出社することになるが、いつもとは違うだらしない格好に青葉は何かあったのと心配するのだった。
第10話
だるまさんが転んだのようなミニゲームの出来をはじめに確認するツバメ。人数を増やして作り直すも不自然な点があると指摘されたことで悩むはじめ。ツバメは責任の所在について気になってしまったりしつつ、はじめの再び提出された仕様書を受け取る。そして、以前よりも満足いくものができあがるのだった。
ボードゲームを作るねね。一応はできたものの、ツバメに言われて色々と機能を付けて再び作ろうとする。うまくできなかったものの、うみこに褒められるねね。そして、再びねねはデバッグの仕事をすることになるのだった。
順調に進むゲーム作り。コウはゆんに感謝のあかしとして時計をプレゼントする。嬉しいが、何かあったのかと心配するりん。そして、コウはそのまま会社に泊まろうとしてズボンを脱ぐのを見て、そういうところは変わってないと叫ぶりんだった。
第11話
ツバメとの仲がうまくいかなくて人づきあいが大変と悩むねね。食堂で勉強することにしたところ、紅葉やコウと会って話をする。そこで、ツバメが実家の旅館からゲームの仕事に反対されており、イーグルジャパンに入社できなかったら女将を継ぐように言われていることを知る。そんな中、緊急の会議があると呼ばれたねねはツバメの担当箇所にバグがあることが分かった。ねねも手伝ってバグの修正にあたっていくツバメ。ツバメとねねは和解して、バグも無事に修正することができたのだった。ツバメとねねは仕事ぶりにうみこから合格をもらうことができるのであった。
コウがイーグルジャパンを出ていくという話を聞いてしまうりん。うみこと話をしたコウは、紅葉たちをマスターアップしたゲームの試しプレイの場に連れていく。紅葉がゲームのプレイをすることになり、みんなでプレイされるゲームを楽しむ。そんな中、りんはコウのことを見つめるのだった。
第12話
ゲームの発表会が終わった後、コウがフランスにゲーム作りに行くことを告げられるみんな。フランスに行くことを応援するみんなだが、りんはコウにフランスに本当は言ってほしくないと本音をぶつける。コウはりんにこれからも甘えさせてほしいと言って二人は分かりあうのだった。
コウがフランスに行く日、青葉の涙を見た紅葉は空港に青葉を連れていく。空港に到着した青葉はコウに言いたいことをぶつける。みんなも空港までやってきて、コウを見送るのだった。
ゲームが発売され、みんなで特典付きゲームを買う。青葉はこれからも頑張って素敵なゲームをみんなで作りたいと改めて思うのだった。

登場人物[編集]

詳しくは『NEW GAME!#登場人物』も参照。

涼風 青葉(すずかぜ あおば)
声 - 高田憂希
滝本 ひふみ(たきもと ひふみ)
声 - 山口愛
篠田 はじめ(しのだ はじめ)
声 - 戸田めぐみ
飯島 ゆん(いいじま ゆん)
声 - 竹尾歩美
八神 コウ(やがみ コウ)
声 - 日笠陽子
遠山 りん(とおやま りん)
声 - 茅野愛衣
阿波根 うみこ(あはごん うみこ)
声 - 森永千才
葉月 しずく(はづき しずく)
声 - 喜多村英梨
桜 ねね / ねねっち
声 - 朝日奈丸佳
星川 ほたる(ほしかわ ほたる)
声 - 石見舞菜香
大和・クリスティーナ・和子(やまと・クリスティーナ・わこ)
声 - 名塚佳織
望月 紅葉(もちづき もみじ)
声 - 鈴木亜理沙
鳴海 ツバメ(なるみ ツバメ)
声 - 大和田仁美
宗次郎(そうじろう)
ダンディーマックス
声 - 三宅健太
れん
声 - 松田利冴
みう
声 - 川上千尋
山田
声 - 藤田咲
アッキー
声 - 和久井優
コンペ会場の人々
声 - 鈴木亜理沙篠原侑三宅晴佳岩井映美里
アニメ第2話登場。
岡田
声 - 貫井柚佳
ねねの友人。
店員A
声 - 濱口綾乃
アニメ第3話登場。ひふみの行った服屋の店員。
ムーンレンジャー1、2
声 - 山村響藤田咲
アニメ第4話登場。子供を中心に大人にも人気なヒロイン。
ウエイトレス
声 - 川上千尋
アニメ第6話登場。
店員(パスタ屋)
声 - 武藤志織
アニメ第8話登場。
怪人殺虫剤男
声 - 保村真
アニメ第9話登場。
スパイダーレッド
声 - バトリ勝悟
アニメ第9話登場。
アントブラック
声 - 古川慎
アニメ第9話登場。
バタフライピンク
声 - 関根明良
アニメ第9話登場。
店長
声 - 内野孝聡
アニメ第11話登場。
プログラマー
声 - 川上千尋
アニメ第11話登場。
店員
声 - 和久井優川上千尋貫井柚佳
アニメ第12話登場。

スタッフ[編集]

  • 原作 - 得能正太郎(芳文社「まんがタイムきららキャラット」連載)
  • 監督 - 藤原佳幸
  • シリーズ構成 - 志茂文彦
  • キャラクターデザイン - 菊池愛
  • 総作画監督 - 菊池愛、天﨑まなむ、木野下澄江、菊永千里
  • プロップデザイン - 中島絵理・松本恵
  • 美術監督 - 鈴木俊輔
  • 色彩設計 - 石黒けい、伊藤裕香
  • 撮影監督 - 桒野貴文
  • 編集 - 平木大輔
  • 音響監督 - 土屋雅紀
  • 音響効果 - 小山恭正
  • 音響制作 - デルファイサウンド
  • 音楽 - 百石元
  • 音楽制作 - KADOKAWA
  • アニメーション制作 - 動画工房
  • 製作NEW GAME!!製作委員会

各話[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督 総作画監督補佐 作画監督補佐
第1話 恥ずかしいところを見られてしまいました…… 志茂文彦 木村泰大 木村泰大 久保茉莉子、山崎淳 菊池愛
第2話 これじゃあただのコスプレだにゃー! 藤原佳幸 しまづあきとし 藤原佳幸 武藤幹、一ノ瀬結梨
北村晋哉、板倉健
海保仁美、山野雅明
木野下澄江
第3話 ……うー、恥ずかしい! 永井真吾 藤原佳幸 山﨑みつえ 小倉寛之、三島千枝
上野卓志
天﨑まなむ
第4話 この…にぶちんめ! 山田由香 しまづあきとし 藏本穂高 松井京介、小橋陽介
南伸一郎、はっとりますみ
服部憲知、重松しんいち
粟井重紀
菊永千里 菊池政芳、海保仁美
金璐浩、藤田真弓
第5話 や、変なとこ触らないでよ! 得能正太郎 おざわかずひろ 守田芸成 久保茉莉子、天﨑まなむ
板倉健、海保仁美
谷口元浩、山崎淳
菊池愛
第6話 あぁ……すごいなあ…… 志茂文彦 山﨑みつえ 山﨑みつえ 板倉健、三島千枝
山野雅明、武藤幹
山崎淳、齊藤大輔
渡辺舞、山崎輝彦
吉村恵、手島行人
木野下澄江
山野雅明
第7話 凄く熱い視線を感じる 藤原佳幸 塚田夏央 津田義三 北島勇樹、福島豊明
古徳真美、大森理恵
天﨑まなむ 山崎淳、木野下澄江
三島千枝、山野雅明
第8話 メイド喫茶がいいと言ったんだよ 永井真吾 伊藤良太 伊藤良太 久保茉莉子、鈴木彩乃
板倉健、山野雅明
吉村恵、山崎輝彦
武藤幹、熊谷勝弘
藤原奈津子
菊池愛
第9話 シャツくらい着なよ! 永井真吾 山﨑みつえ
野呂純恵
野木森達哉 海保仁美、菅原美智代
上野沙弥佳、池添優子
菊永千里 金璐浩
第10話 どんどんリアリティが薄くなっていくんだよ 山田由香 おざわかずひろ ふじいたかふみ 北島勇樹、寿夢龍
山﨑輝彦
木野下澄江
山野雅明
菊池愛
天﨑まなむ
久保茉莉子
山崎淳
三島千枝
藤原奈津子
武藤幹
板倉健
桜井木ノ実
第11話 心になにか抱えてるのか 山田由香 平牧大輔 平牧大輔 武藤幹、三島千枝
藤原奈津子
天﨑まなむ
山野雅明
菊永千里
第12話 ぜひ買ってくださいね! 志茂文彦 山﨑みつえ
藤原佳幸
藤原佳幸 板倉健、山崎淳
天﨑まなむ、木野下澄江
松井京介、三島千枝
武藤幹、菊永千里
菊池愛 山野雅明、久保茉莉子

脚注[編集]

外部リンク[編集]