N+1構成

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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N+1構成とは、サーバなどの重要な機器を運転する際に、冗長性を持たせるための考え方のひとつ。動かしておくために最低限必要な台数の機械N台に対して、追加で1台の、合計N+1台によりシステムを構成させること。

データセンターの非常用自家発電設備などでは、このN+1構成を採ることが多い。

この構成の特徴として、同時に1台までの機器の故障に耐えられることが挙げられる。一程度の信頼性のある機器であれば、本構成で動作に十分に耐えられることが期待される。

また、故障や修理の場合は、N+1構成から故障の1台を差し引く事からN構成、すなわち需要ギリギリでの運転とはなるが、停止することはない。単一機器の信頼性が高ければ、問題になることはあまりない。

そもそもデータセンターの非常用自家発電設備なら、非常時以外に動かさないので…。