MIHO MUSEUM

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MIHO MUSEUM(ミホ ミュージアム)は1997年11月に開館した私設の美術館である。滋賀県甲賀市信楽町の山中に建てられている。宗教法人神慈秀明会小山美秀子(創始者・初代会主)が収集したコレクションを展示する。建築容積のうち約8割が地下にある。建築はイオ・ミン ペイ設計。アプローチの橋構造はレスリー・ロバートソン。

沿革[編集]

  • 1997年(平成9年)11月、開館
  • 1999年、第40回BSC賞受賞[1]

概要[編集]

  • 名称:MIHO MUSEUM
  • 所在地:〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
  • 交通:JR石山駅 帝産バス50分、信楽高原鐡道信楽駅 “田代・畑・陶芸の森ルート バス20分(季節限定)
  • 設計・建築:I.M.Pei Architec+株式会社紀萌館設計室+設計共同体
  • 構造:Leslie E.Robertson Associates、青木繁研究室、中田捷夫研究室、力体工房
  • 施工・建築:清水建設
  • 竣工日:1996年8月
  • 面積・敷地面積:100万2000平方メートル
  • 建築面積:9241平方メートル
  • 開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)
  • 休館日:春季・夏季・秋季、各開館期間中の月曜日(祝日の場合は各翌平日)
  • 北館:日本美術主体(古陶器、仏教美術、大和絵、書、漆工、茶道美術、近世の装飾美術、乾山)[2]
  • 南館:エジプト、西アジア、ギリシア、ローマ、南アジア、中国、ペルシア美術

大徳寺・龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋[編集]

大徳寺龍光院は非公開のため、国宝 曜変天目はこのような展示会でなければ見ることができない。30分から1時間以上の待ち時間となっている。

  • 展示会:大徳寺・龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋
  • 2019年3月21日(木) - 5月19日(日)
  • 国宝
    • 曜変天目茶碗 津田宗及-龍光院
    • 竺仙梵僊墨蹟 諸山疏 森元源左衛門所持、三木正忠表具寄進
    • 金剛般若経 蘭渓道隆筆
  • 重要文化財
    • 十六羅漢図 伝一山一寧賛、伝顔輝筆
    • 柿・栗図 伝牧谿筆
    • 山水図 伝馬遠筆
    • 油滴天目 附 螺鈿唐草文天目台 津田宗及-大通庵
    • 南浦紹明墨蹟 示円妙禅尼法語 名物 伊丹屋宗不箱書、玉室宗珀外題・添状、伝小堀遠州表具
    • 宗峰妙超墨蹟 与宗賢居士法語
    • 大川普済語録 宗峰妙超筆
    • 佐久間将監像 狩野探幽筆
    • 琴棋図屏風 伝明兆筆
  • 展示:北館
  • 後援
    • 滋賀県
    • 滋賀県教育委員会
    • NHK大津放送
    • BBCびわ湖放送
    • エフエム京都
    • 帝産湖南交通

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  1. BCS賞受賞作品
  2. ミホ・ミュージアム「新建築」1996年9月号