Jブロガー

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

Jブロガー(じぇいぶろがー)とはユーチューバーの一種。日本に住み、いわゆる「日本紹介動画」をアップロードする外国人を指す。

概要[編集]

2009年あたりから増加した動画投稿者の一種で、視聴者層を日本人ではなく外国人に絞っているのが特徴である。動画の投稿内容は日本の文化紹介が主であり、英語で発信するユーザーが多い。投稿者の人種の割合では白人が最も多く、その次に黒人が多い。Jブロガーは2011~2014年に最盛期を迎え、中には日本のテレビやモデル業へ転身していく者も現れた。一方、2014年中旬からJブロガー同士の抗争や、Jブロガー自身による日本に対する悪質な書き込みが露見するなどし、徐々に人気が降下し始めた。2016年現在、平均視聴回数が30万回程度から8万回程度に転落したJブロガーなどもおり、人気が低迷している。YouTubeは生成数と広告クリック数に応じて収益を得るため、再生数を増やすために政治的で挑発的にも受け止められるような動画を投稿するJブロガーも現れた。その例として、2016年にとあるJブロガーが「日本で差別を受けた」とする動画を投稿した。内容は「飲食店で撮影中、日本人に差別された」とするものであったが、「そもそも飲食店内での撮影が迷惑行為ではないか」、「"どの国であっても、一部の異常者のみがこのような差別をする"という認識を持ちながら、わざわざ動画にしたのはなぜか」等の意見により、論破される格好で動画は非公開となった。また、この動画の矛盾点を指摘した動画が投稿され、世界で30万再生を突破した。

利点と欠点[編集]

Jブロガーは、英語で発信される機会の少ない日本文化を英語で世界に発信でき、かつ大量の外国人視聴者を抱えるという点で日本のイメージアップに大きく寄与していると考えられる。一方で誤った情報、一個人の偏った思考、偏見、差別などが大量の外国人に発信される可能性もあり、日本のイメージアップどころかその逆に作用することも十分に有り得る。

補注[編集]