I=P -いちゃぱに-

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I=P -いちゃぱに-』は、春日秋人による日本ライトノベル作品。イラストは、ひなた睦月が担当。

概要[編集]

2014年9月に富士見ファンタジア文庫より刊行されたライトノベル作品。

ストーリー[編集]

坂上十夜は、普通の暮らしを望んでいるものの目つきが悪いせいで姫川ゆいを除く周囲の人間からは恐れられていた。そんなある日、十夜の通う学校に天使天野マリアが転校してくる。十夜はマリアに監視という名目で付きまとわれるようになるが、マリア自身も友達ができなかったこともあり、仲良くしているようにも見えてしまっていた。

十夜の父親とマリアの母親という魔界と天界の代表者がそれぞれ失踪すると、二人は世界のバランスを保つためにいちゃこらしなくてはいけなくなってしまう。二人でデートをすうなどしているうちに、今度は星宮ヒカリという十夜を慕う女の子が現れる。

登場人物[編集]

主人公[編集]

坂上 十夜(さかがみ とうや)
本作の主人公。魔王の息子で目つきが悪いことから周囲から恐れられている。母親が人間・父親が魔王というハーフで、本人は普通の人間として暮らすことを望んでいる。

ヒロイン[編集]

天野 マリア(あまの マリア)
本作のメインヒロイン。父親は神であり、天界の代表者。偶然にも十夜と同じクラスに転入してきて、神族であることから魔族である十夜を監視という名目でつきまとう。神々しい雰囲気をもっているがゆえに、周囲の人間が崇めるために友達がいない。
星宮 ヒカリ(ほしみや ヒカリ)
十夜に好意を抱く女の子。十夜と同じクラスに転入する。
姫川 ゆい(ひめかわ ゆい)
十夜のクラスメイト。唯一、十夜と普通に接する女の子。

魔界[編集]

アスタロト
魔界の執事。十夜を魔王にしようとしている。左目に「男」とかかれている眼帯をつけている。
魔王
失踪してしまった魔王。十夜の父親。魔界の代表者。妻には「宿六」と言われている。

天界[編集]

ミカエル
愛の天使。十夜とマリアがいちゃつくことに反対している。
魔王と共に失踪してしまった神。マリアの父親。天界の代表者。

用語一覧[編集]

天罰(パニッシュメント)
普通の人間には見えない現象。マリアは動揺すると制御ができずに電撃を発生させてしまい、十夜にぶつけたりしている。

単行本[編集]

富士見ファンタジア文庫富士見書房)より、刊行。

タイトル 初版発行日 ISBN その他
I=P -いちゃぱに- 2014年9月25日(2014年9月20日発売) ISBN 978-4-04-070336-7

外部リンク[編集]