FPS

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FPSとは、Frame Per Secondの略で、1に何回画面を更新しているかを示す指標である。モニターのリフレッシュレートと似た概念であるが、FPSは映像が1秒間あたり何コマで撮影されているか、また映像出力を1秒間に何コマで出力するかという指標であるのに対し、リフレッシュレートはモニター側が1秒間に何回画面を更新できるかを表す指標であるという違いがある。

概要[編集]

パソコンにおいてはこの値が大きければ大きいほどマシンに負荷がかかる。そのため、処理を軽くするためにFPSを落とす処理がなされることもあるが、それでも追いつかない場合は目に見えるカクつきが発生する。オーバークロックしたCPUやGPUを利用して無理やりFPSの向上を図る手法もあるものの、マシンの寿命が短くなったりパーツの発熱対策が必要になるなどかえって高コストになることも多い。

映像業界においてもFPSは重要であり、映画などはあえて24FPSで製作されているという。また、日本のテレビ放送などは30FPSの映像であることが多い。 ハイスピードカメラなどは1,000FPSを超える性能を有しているといわれている。

コンピュータゲームにおけるFPS(秒あたりのフレーム数)は普通は30~60FPSほどであり、シューティングゲームなどでは120FPSを要求されることもある。贅沢な時代になったものである。なお、人間の目が処理できる限界のFPSは240FPS程度と言われている。

関連項目[編集]