Enpedia:削除

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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エンペディアでは誰でもページ(記事)を作成することができます。しかし中にはいたずらで作られたページや他者の文章を盗作したページなど、不適切なページが作られることも度々あり、そういった記事は運営関係者によって消すこともあります。これを削除(さくじょ)と呼びます。

解説[編集]

ページの削除は基本的に管理者によって行われます[1]。削除されたページは基本的にそのページに付属する履歴も消去され、利用者の投稿記録からも削除されたページの該当編集部分は消滅します。ページは再び作られていない状態になり、リンクは赤リンクに戻ります。

ページの削除を行うと特別:ログ/delete(削除記録)に記録されます。また、削除されたページにアクセスした場合、あるいは削除されたページの再作成を行う際には過去の削除記録のメッセージがページ上にも表示されます。

なお、削除されたページの内容はその後も管理者のみ閲覧可能です。また削除された記事は場合に応じて削除前の状態に戻すこともあり(削除の取り消し)、これを復帰(ふっき)またを復元(ふくげん)と呼びます。このため、エンペディアでの削除は原則的に完全なページの削除にはならない点があることにご留意ください[2]

削除の種類[編集]

削除には以下の種類があります。

削除 / 通常削除[編集]

基本的な削除は通常削除とも呼びます。前述したとおりページを「何も作られていないページ」にすること、所謂ページを半初期状態に戻す削除のことを指します。

即時削除[編集]

議論を通さずページを削除することを即時削除(そくじさくじょ)と呼びます。エンペディアで即時削除の対象となる記事はこちらに記載されています。この条件に該当する記事は他の利用者によって {{sd}} が貼られ、管理者によってすぐに削除が実行されます。なお、 {{sd}} が貼り付けられた記事が数日間放置されたのち削除される場合においても、即時削除の定義は変わりません。

削除依頼(削除議論)[編集]

削除は基本的に議論を通して削除を行うことが望まれます。削除議論は上記即時削除の対象となるか怪しいもの、著作権侵害の可能性のあるもの、その他即時削除では判断が難しい記事に対して削除が行われます。

削除議論は基本的に対象となる記事のトークページで行われ[3]、対象記事の冒頭には {{削除議論}} の告知メッセージが貼られます[4]。議論内容は削除するか否か利用者の投票[5]とコメントによって行われ、削除が決定します。もちろん存続票が多い場合や、削除票が全くない場合は、記事は存続となります。削除議論で削除が実施される目安は基本的に1週間後です。十分な意見が得られていない場合や投票が賛否両論状態の場合、もしくは依頼に関する問題の検証が不十分な場合は、議論は延長する場合もあります。

削除議論の終了判定は管理者のみによって行われます。権限を持たない一般の利用者は削除議論の終了判定を出すことはできませんのでご注意ください。

特定版削除[編集]

管理者はページの全体削除のほかに、履歴の特定の書き込み版を消去することもできます。これを特定版削除(とくていばんさくじょ)と言い、中抜き削除(なかぬきさくじょ)ともいいます。特定版削除は削除の対象とならない既存の記事で著作権侵害やプライバシー侵害といった不正な書き込みがあった場合に、その書き込み部分の版を除去するために行われます。履歴に残った書き込み版は原則的に誰でも閲覧可能な上、URLや特別:固定リンクなどで過去のページ状態を容易にリンクすることができるため、被害拡散防止や法的問題を回避するために行われます。

この削除はプライバシー侵害等で緊急性があるものを除き、削除議論に基づいて行われます。削除の実行は削除用の別ページに移動してそこで一旦通常削除を行い、復帰機能を用いて問題の版を中抜きします。ここで中抜きされる版は存続する版には影響を全く伴わないようにする必要が特定版削除あります。このため問題の書き込み版は削除実施前に必ずそれ以前の版へ差し戻し(リバート)してある必要があります。

エンペディアで「特定版削除」が実施されることはほとんど無く、もっぱら次に記載する「版指定削除」が使われています。

版指定削除[編集]

履歴の特定の版の内容を部分的に一般利用者から閲覧できなくする削除を版指定削除(ばんしていさくじょ)と言います。上述特定版削除と概念は似ていますが、版指定削除は基本的に対象となった版の情報は部分的に残された状態で保持し続けるため、厳密には削除ではなく秘匿(ひとく)と呼べるようなものです。主に版の本文、投稿者名、編集の要約(編集の理由部分)を一般利用者から見えないようにします。版の本文が秘匿された場合は編集の比較を表示する差分も見えなくなるほか、履歴ページから直接差分ページへのアクセスもできなくなります。秘匿が行われた版の該当部分には灰色で横線が引かれます。

この削除は不正な書き込みが行われた版の差し戻しが不十分の場合や、ライセンス上の問題により特定版削除ではうまく履歴の保存が出来ないときの場合に行われます。

なおこの機能は秘匿者からは更なる操作も可能であり、管理者からも版の情報を見えないようにすることができ、またこの機能で実行した操作を特別:ログ/delete(削除記録)に記録されないように、秘匿者専用の特別:ログに記録することもできます。管理者が実行できる秘匿操作は履歴の版情報のみで、特別:ログの秘匿までは行えません。また秘匿者のみが実行可能である前述の秘匿操作について、管理者はその秘匿を後から操作することはできません。

緊急削除[編集]

プライバシー侵害投稿や犯罪予告といった大きな法的リスクを伴う書き込みが行われた場合は、緊急削除を行うこともあります。この案件は基本的にスタッフによって対応が行われますが、コミュニティによる対応も場合に応じて行われることもあります。なおプライバシー案件は問題記述がサイトに公開されている自体で既に危険を伴っているため、より慎重な対応が求められます。

削除の実行[編集]

エンペディアでの削除の実行はEnpedia:運用細則#削除の方針に基づいて行われます。また復帰についてもEnpedia:運用細則#復帰の方針に基づいて行われます。

テンプレート[編集]

削除に関するテンプレートは以下のようなものがあります。

脚注[編集]

  1. スタッフ秘匿者も削除の操作は可能ですが、使用できる範囲は限られています。
  2. なお、秘匿者のみは特別:ログ/delete(削除記録)に記録されないように削除を実行することができ、管理者からも削除済みの内容は閲覧できないようにすることも出来ますが、この削除の使用は部分的に限られています。
  3. プライバシー侵害の可能性のある記事名や、複数ページの削除議論は「フォーラム:特殊な操作の依頼/削除依頼」で行われます。
  4. このテンプレートは削除議論の終了判定が出るまで除去することはできません。無断で除去を行った場合、Enpedia:運用細則#投稿ブロックの方針の「削除議論、各種投票の改竄・妨害」としてブロックが行われる場合があります。
  5. 投票は {{コメント}} テンプレートを使って行います。但し使用は任意です。

関連項目[編集]