Cursors
『Cursors』は、コンピュータ用のオンラインゲームのひとつ。同時に接続している他の参加者のカーソルと協力しながらゴールを目指す。シンプルなデザインであるが、その反面難しい。
概要[編集]
プレーヤーはカーソルを操作する。相手のカーソルと協力しながらゴールである黄緑色の場所を目指す。ゴールに入れば次のステージに進む。用意されているすべてのステージを制覇するとゲーム終了となる。
自分が操作するゲーム内のカーソルは周りが薄く黄色い。また、コンピューター全体としてのカーソルの位置は周りが赤で表示される[1]。
他のプレーヤー[編集]
ほとんどのステージは他のプレーヤーの協力がないと進めないように障害物が配置されており、その中には複数名の協力が必要であったり、協力すると自分が閉じ込められて誰かが救出しない限り出られなくなったりするステージもある。また、相手より先にゴールしないと(最下位になると)閉じ込められて救出を待たないといけなくなるステージもある。しかもそういったステージが延々と続くので完全制覇は時間がかかる。そのため、飽きたり、スケジュールの都合だったり、電池切れになったりなどの理由で離脱する者が多い。
また、上記の理由から、できるだけ多くの参加者が集っている際に攻略する方が難易度が低い。
仕掛け[編集]
- 壁
- 黒色。壁を越えて通ることはできない。
- 障害物
- 障害物から先は通れない。その障害物の色と同じスイッチの数字が0になると障害物は消えるが、数字が1以上に戻ると障害物は再び出現する。
- スイッチ(乗る)
- 設定された数以上のカーソルがそのスイッチに乗ると対応する障害物が消える[2]。
- スイッチ(押す)
- スイッチにカーソルをあわせて左クリックを押すと、そのたびにそのスイッチの数値が1つ減る[2]。ただし、設定された時間ごとに1つ数値が増える[2]。このスイッチは連打すると良い。
- スタート地点への強制ワープ
- 薄い赤色をしている。触れるとそのステージのスタート地点に戻る。
- ゴール
- 黄緑色をしている。触れると次のステージに進む。
- 偽ゴール
- ゴールと同じく黄緑色をしている。通常、触れるとそのステージのスタート地点に戻る。ただし、ステージ2の偽ゴールは触れるとステージ1のスタート地点に戻る。また、最終ステージの偽ゴールは触れるとタイトル画面(Welcome画面)に戻る。
- Gold
- 金色をしており、中央に「Gold」[3]と書かれている。どうやっても取れない位置にあるため、詳細は不明。
Draw[編集]
シフトキーと左クリックを押しながらカーソルを動かすことでステージに線を書くことができ、これを使用して相手に様々なことを伝えることができる。この機能を「Draw」という。
例えば矢印を書いて相手を誘導したり、「TY」(Thank you)や「THX」(Thanks)などを書いて相手に感謝の意を示したり、偽のゴールあるいは本物のゴールとわかったものに印をつけて相手に伝えたり、「Help」などと書いて助けを求めたりといったことが可能である。また、文だけでなく絵を書いて示すことも可能である。
一方でDrawは相手を謗ることにも使われ、悪化するとユーザーどうしの激しい口論に至る場合もある。
なお、書いた線は一定の時間が経つと自動的に消える。
ステージの変化[編集]
現れるステージの順番が変わることがある。また、偽ゴールと本当のゴールの場所もときどき入れ替わる。
脚注[編集]
動画[編集]
- Cursors.io | Complete Walkthrough
- cursors.io | Long Play
似ているゲーム[編集]
- Cursor*10 - こちらは過去に操作した自分のカーソルと協力する。