BMS (音楽ゲーム)
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BMS(ビーエムエス、Be-Music Source)とは、1998年にやねうらお氏とNBK氏によって考案されたPCで動作するフリー音楽ゲーム、またはその音楽フォーマットをいう。
概要[編集]
WAVファイルやOGGファイルをスクリプトで指定された配置通りに音を鳴らし、音楽を奏でるというシステム。ソフトやスキンの関係でシステムや見た目が非常にあれっぽくなってしまっているため、知らない人には見分けが付かないかもしれない。BMSに対して、あれは「本家」と呼ばれている。現在でも楽曲コンテストが開催されたり、新しい曲や譜面が作られたりしている。なお、BMSは知的財産権・特許等の権利関係上では模倣品なのでグレーゾーンだが、それでもBMS制作経験のある者の楽曲が度々にあれに収録されるなど、現在は悪くない状態と言える。しかし、KONAMIが本気を出したらどうなるか分からないという状況には変わりはなく、著作権的に危ない楽曲、特にあれ曲の公開や配布は御法度とされている。
BMS作家(作者)[編集]
BMS用の楽曲を作曲したり、BMSの譜面を作る人のことを「BMS作者」または「BMS作家」と呼ぶ。BMSはキーを叩いて音を鳴らして演奏するゲームなので、その制作には曲の元データの音を分解して個別のファイルにしなければならない。またそれらのファイルはゲーム性を考えて、オブジェに割り当てる「キー音」と叩かなくても鳴るBGMレーンに割り当てる必要がある。この一連の行為は「音切り」と呼ばれており、作曲者が自ら行うのが慣例とされているが、作曲・音切り・譜面作成は分担される場合もある。