Adobe Flash
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Adobe Flash(アドビ フラッシュ)とは、アドビシステムズが提供していた製品である。
概要[編集]
これで作られたゲームやアニメーションは多いが、脆弱性が多い事でも有名。
昔から脆弱性は度々指摘されて何度もアップデートが重ねられているが、脆弱性が無くなる様子はあんまり無い[1]。2020年末に廃止され、Flashで作られたゲームは利用出来なくなってしまった[2]。なお、UnityやHTML5への移植が行われる事はある模様[3]。ただ、HTML5への移植は素材のライセンス的に無理という意見もある[4]。
歴史[編集]
Adobe Flashは開発会社の買収などにより、何度も名前を変えている。
- 1994年1月 - FutureWave Software社がベクター画像の描画ツールであるSmartSketchを開発する[5]。日本では誠和システムズがスマートスケッチを販売した[6]。
- 1996年5月 - スマートスケッチはWebブラウザー向けのアニメーションを出力するFutureSplash Animatorというソフトウェアになる[7]。
- 1996年12月 - FutureWave SoftwareはMacromedia社に買収され、FutureSplash AnimatorはMacromedia Flashとなる[7]。
- 2005年12月 - MacromediaはAdobe社に買収され、Macromedia FlashはAdobe Flashとなる[8]。
- 2016年2月 - Adobe FlashはAdobe Animateと名称を変更し、HTML5出力をサポートするようになる。ただしFlash出力も引き続きサポートする[9]。
脚注[編集]
- ↑ “Adobe Flash Playerに新たな脆弱性、攻撃発生でIPAらが注意を呼びかけ”. トレンドマイクロ (2018年12月7日). 2018年12月20日確認。
- ↑ “Adobe、2020年末でFlashのサポートを終了と発表”. TechCrunch Japan (2017年7月26日). 2018年12月20日確認。
- ↑ “FlashコンテンツをUnityやHTML5に変換、グリーがOSS「LFW」公開”. @IT (2012年10月18日). 2018年12月20日確認。
- ↑ “HTML5ではゲームが作れない”. TANAKA Uの自由帳 (2011年11月19日). 2018年12月20日確認。
- ↑ “Macromedia - Showcase : History of Flash”. 2022年12月28日確認。
- ↑ “スマートスケッチよ再び!! | 僕と犬とMacと”. 2022年12月28日確認。
- ↑ a b “Macromedia - Showcase : History of Flash”. 2022年12月28日確認。
- ↑ “Adobe Completes Acquisition of Macromedia”. 2022年12月28日確認。
- ↑ “Adobe Launches Animate CC, Previously Known As Flash Professional | TechCrunch”. 2022年12月28日確認。
関連項目[編集]
- Flashゲーム