7人の眠り姫
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『7人の眠り姫』(しちにんのねむりひめ)は、高松美咲による日本の漫画作品。
概要[編集]
『月刊アフタヌーン』2023年5月号から連載されている。
ストーリー[編集]
魔女の呪いによって国民全員が眠りについてしまったアマリリス王国。ルドベキア第三王子アレクはそんなアマリリス王国を救おうと、ドラゴンを運よく倒して城の塔に入る。そして、王女を起こすために7人の姫に口づけをする。王女は起きるものの、口づけをしたことがばれて国を追放されてしまう。それでもアマリリス王国を救いたいアレクは姫たちと仲直りしようとするのだった。
みんなと正直にぶつかっていき、徐々に姫のみんなとの信頼を築くアレク。そして、アレクたちは城の地下で石碑を発見。そこで呪いを解くには「契りを交わし婚姻の儀を行う」必要があると書かれていた。そして、アレクはこの機会に「1年後に自分が戻らなければ自国ルドベキアがアマリリス王国を侵略してくる」という重要なことを話す。そして、改めて姫とアレクは侵略を阻止するために協力するのだった。
登場人物[編集]
主人公と王女[編集]
- アレク
- 本作の主人公。ルドベキア第三王子。21歳。身長170cm。8月5日生まれのしし座。父親や兄には落ちこぼれと思われている。
- ルドベキアがアマリリス王国を侵略することをとめるため、アマリリス王国に行って姫たちの眠りを覚ます。
- フローラ
- アマリリス第一王女。23歳。チーズとヨーグルトが好物。身長170cmのF。4月1日生まれのおひつじ座。
- 呪いを解くには契りを交わす必要があると知ったとき、アレクと契りをかわそうとするものの、無理をしているようにみえるととめられる。
- キアラ
- アマリリス第二王女。22歳。ラムレーズンが好物。身長165cmのD。10月27日生まれのさそり座。
- 草花が好きで傷薬なども作れる。アレクの存在を面白がって色々とからかったりする。アレクんに友好の証としてドラゴンにやられた箇所に傷薬を塗ってくれ、お風呂場でのことは二人だけの秘密とする。
- クレア
- アマリリス第三王女。21歳。バニラアイスクリームが好物。身長163cmのC。3月29日生まれのおひつじ座。
- 恋愛に強いあこがれを抱いており、そういった本を読んでいる。酔った勢いでアレクの唇を奪ったお詫びにみんなとの仲直りに協力する。
- ミア
- アマリリス第四王女。20歳。塩味のナッツが好物。身長150cmのB。2月22日生まれのうお座。
- 虫が苦手で怖がり。クマのぬいぐるみを「クママン」と呼んでいつも大事に持ち歩いている。寝相が悪い。
- オトナになりたいと思っており、子供っぽく扱われるのを嫌う。そのためクママンがなくなったときも強がっていたが、アレクが見つけてもってきたくれたことで仲良くなる。そのとき、クママンの代わりにアレクと一緒に寝てもらい、自身の寝相の悪さもあってアレクとキスしてしまっている。
- アレクと一緒に夜回りをして、怖がりながらもアレクがいなくなるほうが怖いと勇気を振り絞る。異状なく見回りを終えるも、アレクの話を聞いて自分がアレクのことを好きなのだと自覚。アレクにキスをして求婚する。
- シャルロッテ
- アマリリス第五王女。19歳。愛称「ロッテ」。いちごが好物。身長159cmのA。5月13日生まれのおうし座。
- 舞踏会で自分が誰も誘われなかったことで、自分がほかの姉妹と比べて可愛くもきれいでもないと思い込んでいる。そのため、アレクが一番最後にキスしたのもそのせいだと思っており、みんなを守りたいという想いも重なって中々アレクに心を許さずにいた。イバラに襲われたときにアレクに助けられたことで、アレクを認める。
- ユーカ
- アマリリス第六王女。18歳。焼き魚とごはんが好物。身長166cmのD。11月26日生まれのいて座。
- 好奇心が強く、口づけの件もあっさりと許してアレクに呪いについて調べることに協力してもらう。それからアレクのことが気になるようになっていき、特に着物を着たアレクが気になるようになる。国が大変な時にアレクのことを気にしてしまう自分を恥じるも、アレクの言葉で前向きになる。
- エリザ
- アマリリス第七王女。18歳。トマトが好物。身長160cmのD。12月21日生まれのいて座。
魔女[編集]
- ベルクローゼ
- イバラの魔女。
- 泳げないため、戦闘の途中に水に落ちたところをアレクに助けられ人工呼吸される。
- クロ
- ベルクローゼと一緒にいる白い猫。
ルドベキア[編集]
- イリアス
- ルドベキア第二王子。アレクが失敗した後にアマリリスを手に入れようと考えていた。そのため、アレクの状況を調べるために潜入したときにアレクがミアに求婚されている現場を目撃している。
用語一覧[編集]
- 眠りの魔法
- アマリリス王国の国民を眠りにつかせた魔法。魔法を解くためには、王子がイバラの森を抜け、ドラゴンを倒し、眠る姫君に口づけをして目覚めた姫と婚姻することが必要。
単行本[編集]
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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1 | 2023年8月23日(2023年8月23日発売) | ISBN 978-4-06-532628-2 | 帯に春場ねぎによる推薦文[1] |
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2 | 2023年10月23日(2023年10月23日発売) | ISBN 978-4-06-533331-0 |
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3 | 2023年12月21日(2023年12月21日発売) | ISBN 978-4-06-533861-2 |
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4 | 2024年3月15日(2024年3月15日発売) | ISBN 978-4-06-534836-9 |
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5 | 2024年7月17日(2024年7月17日発売) | ISBN 978-4-06-535980-8 |
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6 | 2024年11月15(2024年11月15日発売) | ISBN 978-4-06-537462-7 |
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