45ACP
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45ACPとは、1905年に開発された口径100分の45インチの拳銃弾である。
歴史[編集]
アメリカ軍が使っていた38ロングコルト弾が軍用としては威力不足であることが判明。黒色火薬を使っていた45ロングコルト弾と同程度の威力があり、無煙火薬を使う自動拳銃用の銃弾としてジョン・モーゼス・ブローニングによって開発された。アメリカ軍ではベトナム戦争まで使用された。
特徴[編集]
口径が大きく対人殺傷力が高い。接近戦で敵に致命傷を与えることができるので、その場で反撃を受ける心配が少ない。セルフディフェンスに使用した場合、暴漢を再起不能にすることができ、暴漢が回復して仕返しに来ることの予防になるばかりか、その暴漢が犯罪を繰り返すことに終止符を打つことにもなり、治安を向上させることになる。
その他[編集]
アメリカ軍がベトナム戦争で使用したアサルトライフルM-16は22口径だが、そのときアメリカ軍は口径が2倍以上もある拳銃を使用していたのである。
口径は44マグナムよりも僅かに大きいが、発射速度は遅く、発射された銃弾のエネルギーも44マグナムには及ばない。しかし、44マグナムと同等の対人殺傷力がある。
銃口が大きく、45口径の銃口を向ければ相手に強い恐怖感を与えるので、発砲しなくても家に押し入った強盗などを追い払う効果が高い。
命中すれば相手は死ぬ可能性が高く、犯罪者などを生け捕りにするのに適した銃弾とは言えない。