龍造寺朱音
プロフィール[編集]
人物[編集]
怜人の健康管理と同衾のため、美来が選んだナースの美女[話 1][話 2]。赤紫色のポニーテールや青い瞳孔[4]、そして美来に並ぶ巨乳や屈強な腕力を持つ背高な身体[話 3]が特徴。怜人をはじめグループ内の誰ものことを呼び捨てにしたり「アンタ」と呼んだりする[話 4]うえ、ロスアニアの王女であるアナスタシアのことも「アンタ」と呼ぶほどの姉御肌にして、小瓶を持ち歩く酒豪でもある[話 3]。また、鬼原の娘でもあるが、幼少時に離婚した父の苗字を名乗っており[話 5]、その後に弟をMKウイルスによって失ったという過去を持つ[話 6][話 7][注 1]。
怜人の昏倒を好機と見なさずに彼をベッドへ寝かせる[話 3]、谷口のカルテや生命維持装置の数値から容態の急変は毒物が原因と看破する[話 9][話 6]など、ナースとしての立場は一応わきまえている。また、UW日本支部の首脳陣の本性を知った後には怜人への暗殺計画を察してマリアと共に彼のもとへ伝えに訪れる[話 10][話 5]、第15地区に隠れ家を構えてアングラネットへのアクセスを可能とする[話 5]、収監中の鬼原からUW世界本部やクロエのことを聞き出した後は怜人に日本支部からの出奔を提案する[話 11]など、状況を把握する洞察力や監視を回避する行動力にも長けている。
怜人が恭司との初対面後に自室の浴室にてシャワーを浴びていた際、無断で入室して照明を消すと暗闇に乗じて平然と全裸で現れ[話 1]、ドアノブを左手で叩き壊して怜人に密着しながら口移しで酒を飲ませた[注 2]うえ、ボディーソープを手に身体を愛撫するなど妖しく迫ったところ、そこで彼が昏倒してしまったためもあり、挨拶を兼ねたセックスは未遂に終わる[話 3]。その後日にもメイティング施設内の一般トイレへ入った怜人のもとに健康管理を口実としてナース服姿で現れ、下半身を露出した状態の彼に跨って自分の身体を触らせる[話 12]など、誘惑しては拒否される姿が散見される。しかし、怜人が技術長官の研究助手たち4人に襲われかけた後に見た淫夢では美来と共に全裸でメイティングを迫る[話 13]、マリアに慶門市の温泉の存在を聞かされた彼が浮かべた妄想では美来と共に全裸で混浴を迫る[話 4]など、怜人には無自覚のうちに美来と並ぶ異性として強く意識されており、ロスアニアにて童貞を捨てる必要があることをラギーニから断言された彼の意識下ではその相手の1人として挙げられている[話 14]。誰が怜人に選ばれるかに際してはマリアに続いて彼と2人きりの時間を過ごすこととなり、大浴場にてローションを手にしながら一計を案じる[話 15]と、翌朝には怜人を海上へ誘ってクルーザーで共に出航し、当夜の船内にてオイルマッサージを経て求愛する[話 8]。その後、MKウイルスの特効薬の開発実験に際して怜人との別離に涙するまひるを預かる[話 16]が、彼が死の淵に陥った際には共に駆けつけて涙し、怜人の生還を皆で喜び合う[話 17]。怜人や絵理沙と共に日本へ帰国した後には九州某県の洞窟にて美来と再会し[話 18]、恭司とゆかりの出産を麗亜や絵理沙と共に成功させる[話 19]が、クロエによる狙撃で瀕死に陥った恭司を救えず彼の最期を看取った後には、麗亜や絵理沙と交代で恭一やゆかりの面倒を見ている[話 20]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
ウェブサイト[編集]
- ↑ “『聴くジャン!』第4弾『終末のハーレム』”. 集英社、2017年7月10日確認。
- ↑ “終末のハーレムVR”. DMM pictures、2019年7月7日確認。
- ↑ “龍造寺 朱音 - 終末のハーレム 公式サイト”. 集英社、2020年8月9日確認。
- ↑ kotaro_shonoの2016年7月25日のツイート、2017年4月21日確認。
- ↑ “「終末のハーレム」特集 宵野コタローインタビュー (2/3)”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年12月28日) 2019年2月24日閲覧。
参照話数[編集]
- ↑ a b 第1巻 2016, 第4話
- ↑ 第1巻 2016, 第6話
- ↑ a b c d 第1巻 2016, 第5話
- ↑ a b 第3巻 2017, 第21話
- ↑ a b c 第5巻 2018, 第33話
- ↑ a b 第4巻 2017, 第26話
- ↑ 第7巻 2018, 第47話
- ↑ a b 第11巻 2020, 第70話
- ↑ 第4巻 2017, 第25話
- ↑ 第5巻 2018, 第32話
- ↑ 第7巻 2018, 第48話
- ↑ 第2巻 2016, 第7話
- ↑ 第3巻 2017, 第20話
- ↑ 第10巻 2020, 第67話
- ↑ 第10巻 2020, 第69話
- ↑ 第11巻 2020, 第76話
- ↑ 第12巻 2020, 第78話
- ↑ 第12巻 2020, 第82話
- ↑ 第12巻 2020, 第83話
- ↑ 第12巻 2020, 第85話
参考文献[編集]
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第1巻』 集英社、2016年。ISBN 978-4-08-880819-2。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第2巻』 集英社、2016年。ISBN 978-4-08-880842-0。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第3巻』 集英社、2017年。ISBN 978-4-08-881087-4。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第4巻』 集英社、2017年。ISBN 978-4-08-881243-4。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第5巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881438-4。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第6巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881523-7。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第7巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881634-0。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第8巻』 集英社、2019年。ISBN 978-4-08-881762-0。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第9巻』 集英社、2019年。ISBN 978-4-08-882044-6。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第10巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882188-7。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第11巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882304-1。
- LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第12巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882457-4。