鳥海桜花
鳥海 桜花(とりうみ さくら)は、ライトノベル『天使の3P!』に登場する架空の人物である。
設定[編集]
- 誕生日 - 3月8日
- 血液型 - O型
- 新井田西高校 普通科1年A組
- 趣味:フィッシング(ルアー釣りがメイン)
概要[編集]
児童養護施設リトルウィングに住む一人。一人称はあたし。貫井響のことは、貫井、五島潤のことは潤、紅葉谷希美のことは希美、金城そらのことはそらと呼ぶ。自分の希望もあって、響からは鳥海→桜花さん→桜花というように呼称が変化している。潤からはさくちゃん、希美からは桜花、そらからはさくねー、正義からは桜花と呼ばれる。
響とは中学時代からの顔見知りで、現在はクラスメイト。中学のころから新聞配達などのアルバイトをしており、現在はパン屋「Sanois」(サオノア)で可愛いメイド服を着てアルバイトをしている。釣りが趣味であり、かなり本格的にやっている。そして、キャンプに行くごとに釣りで正義と口喧嘩するため、リトルウィングに小学生たちを辟易とさせる。
響が作った詞は中学時代から気に入っていたようで、響が「ひびきP」というハンドルネームで作ったデジタルボーカル曲を最初に聞いていたのも桜花だった。その後、潤達に曲を聞かせてリトルウィングに広まって潤達が響をバンドの曲作りに誘うことになる。そのため、響がハンドルネームひびきPと同一人物だということもある程度予想していた模様。響のことを気に入っているようで釣りを教えたり、不登校だった響にプリントを届けたりといろいろとフォローしている。一方で、響が小学生優先主義のような行動を取ることがあるため、ロリコン疑惑を抱いて「どーせJKですよ」というように拗ねたりすることもある。
経歴[編集]
両親は物心つく前に亡くなっており、施設に入っていたが中学一年のときに施設がなくなって、リトルウィングで暮らすようになった。それを転機に響と同じ中学に転入。本人はリトルウィングでの暮らしが気に入っているが、周囲が過剰に反応するため、転校を機に施設に入っているのを隠すために、派手な服を着たりするようになった。しかし、そんな風にして学校の友達ときちんと関わることを避けていたために、リトルウィングの三人が同じように生きようとして周囲と関わらないようになってしまったのではないかと思い、心配していた。しかし、そんな現状を変えるために響が不登校から脱して高校に通ってみんなにライブに来てもらうように提案すると、自分もリトルウィングでの「リヤン・ド・ファミュ」のライブに友達を呼んで、自分の住んでいるところについて隠すのをやめるようになった。