魔法少女ミサ
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『魔法少女ミサ』(まほうしょうじょミサ、witch.misa)は、猫月による日本の漫画作品。
概要[編集]
2014年1月23日からウェブコミック配信サイトcomicoで連載されている。
2015年10月20日に描き下ろしの番外編を収録した単行本が発売された[1]。
ストーリー[編集]
50年前の1975年、魔法を操る人間が同時多発で発生。それは三分の一の数に及び、各国に先駆者と呼ばれるものが現れる。先駆者は魔法を操るものを「新人類(しんじんるい)」と称して魔法の知識を伝授。新人類は各国を瞬く間に統治して、魔法を使えない者を劣等市民として支配。それに反発するレジスタンスが戦いを挑む。レジスタンス同士は内部分裂を起こし、片方は新レジスタンスとして凶暴化。凶暴化した新レジスタンスは、旧レジスタンスと魔法使いを見境なく殺すようになっている。
旧レジスタンスにいたミサは、襲撃してきたまりもがきっかけで魔法少女として覚醒。子供たちのために露出の多い衣装で魔法少女として戦うことになる。
登場人物[編集]
主要人物[編集]
- ミサ
- 本作の主人公。16歳の少女。旧レジスタンス内で兵器開発を担当していたが、まりもの襲撃で旧レジスタンスの施設が壊滅。そこで、魔法使いに覚醒した。ミサが一時的に預かった施設の子供たちを取り返すために魔法使いとして活動することになる。10年前に旧レジスタンスに拾われる前の記憶はない。
- 巨乳の眼鏡っ娘。初めて魔法を使用した状況が最も魔法を活かせる状況と言うことで、男に裸を見られて覚醒したことから露出の多い衣装を着て魔法を使うことになってしまう。魔法属性は空間(特殊)。
- 二次元ではショタ好き。
- まりも
- 14歳の少女。ミサのいた旧レジスタンスを壊滅させて、ミサの教育係となる。旧レジスタンスにいた子供たちを特権を使って一時的に預かっている。ミサの戦闘訓練を行う。マイペースな少女で、ミサをからかって楽しんだりしている。
- ピンクの髪をツインテールにしているが、本気を出すと黒髪になる。
事務所[編集]
- 林道 学(りんどう まなぶ)
- ミサの所属する事務所の所長。46歳の男性。ミサが強力な魔法を使えるという事実を隠すのに協力している。
- 原田
- 初めてミサが魔法を使った後に診察を受けた保健医。金髪のポニーテール。
- 吉野(よしの)
- 通信担当の女性。子供のような見た目だが、来年で三十路。電撃魔法が得意でナビゲーターをしている。
新生レジスタンス[編集]
- 砂漠のレジスタンス
- 新生レジスタンスの下っ端。一味で魔法使いを捕獲して売りさばいていた。
その他[編集]
- 清水 清一郎(しみず せいいちろう)
- 17歳の男性。水に特化した魔法使い。相手の汗で真意を見分けることができる。貧乳好きだが、ミサの乳に包まれた時は悪くなかったらしい。妹のことでは周りが見えなくなって行動してしまうことがある。
- 4カ月前まで劣等市民専用都市「ローマンド」で妹と暮らしていた。妹の留美(るみ)は体が弱く、留美の分まで働いて生活費を稼いでいた。そんなある日、妹が三人の男に捕まり、清一郎もやられそうになったときに魔法使いとして覚醒。妹のために劣等市民を引き取る特権を手に入れるために頑張った。そして、上級市民として引き取れるようになった一カ月前、留美はさらわれていたことを知る。護衛を任せていた舎弟の3人の男に買い物途中に見失って必死に探したが見つからなかったと聞き、ローマンドを探しまわるも見つからずに出て行こうとした。そのとき、ローマンド管理職員に妹の写真を見せたところ、汗で妹のことを知っているのに嘘をついているという自覚もなく知らないと答えたことに気づく。まるで何者かに思いだすことを阻害されているようで、頭に血がのぼってローマンド管理職員への暴行及び機密書類の奪取をしてしまい、元上級市民の指名手配犯となる。
- ミサの説得で自分との戦いで勝てば自分の目的を教えると約束。ミサが勝利したことで、妹のことを話した。そして、妹のことは任せたが、妹をさらった人物は俺が殺すと言って去っていった。
- サクラ
- ミサが旧レジスタンスの施設で面倒を見ていた子供の一人。まりもが特権を使って一時的に引き取っている。
- ユウト
- ミサが旧レジスタンスの施設で面倒を見ていた子供の一人。まりもが特権を使って一時的に引き取っている。
用語一覧[編集]
- 対魔導兵器
- 通称「レジステント」。レジスタンスが魔法使いに対抗する武器。
- 市民
- 4つの階級に分けられている市民。上級市民、中級市民、一般市民、劣等市民に分けられる。
- 劣等市民
- 魔法が使えずに奴隷のような階級にされている。魔法使いは功績に応じて劣等市民を手元に置くことができる。
- 一般市民
- 魔法使いの大多数の階級。魔力値が少なくて戦闘に向かない一般市民。
- 中級市民
- 魔力が一定値あり、戦闘に参加できる。
- 上級市民
- 魔力値が高くて精霊を具現化でき、首都の防衛に置かれる。
- 新人類
- 50年前に魔法を使うことができるようになった人々。先駆者に導かれて勢力を拡大。魔法を使えない人を捕獲して奴隷にしている。
- 先天性魔法使い
- 生まれた時から魔法を使える者。上級市民レベルの魔力値をもつものはほとんどいない。
- 後天性魔法使い
- なんらかのきっかけで後天的に魔法使いとなるものもおり、後天的な魔法使いは上級市民レベルの魔力をもっている。そのため、貴重な存在となっている。劣等市民であっても覚醒する可能性を考慮して、よほどの罪を犯さなければ処分はしない。
- レジスタンス
- 50年前に魔法使いになれなかった人々やレジスタンスの考えに反発する人々によって結成。魔法使いとそうでない人との共存を目指す。
- 新レジスタンス
- 2年前にレジスタンスの内部分裂によってできた。魔法使いの存在を否定して壊滅させようとしている過激派。「ブーストボックス」の開発によって魔法使いに対抗している胃。組織の統率はできておらず、末端は好き勝手にやっている。
- 旧レジスタンス
- 2年前にレジスタンスの内部分裂で残った組織。共存を目的としており、新レジスタンスにも狙われている。解散寸前まで追い込まれている。
- 魔力生物
- 魔力を具現化してできた生物。魔力消費の低い順から精昆<精獣<精霊となる。
単行本[編集]
レーベルCOMICO(あまとりあ)より発売。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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魔法少女ミサ 01 | 2015年11月2日(2015年10月20日発売) | ISBN 978-4-87042-445-6 |
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