鬼龍院カヤに血を吸われるだけの簡単なおしごと
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『鬼龍院カヤに血を吸われるだけの簡単なおしごと』(きりゅういんカヤにちをすわれるだけのかんたんなおしごと、Kiryuin Kaya ni Chi wo Suwarerudake no Kantan na Oshigoto)は、三色網戸。による日本の漫画作品。
概要[編集]
『月刊ドラゴンエイジ』2012年1月号から2013年4月号まで連載された漫画作品。
ストーリー[編集]
葉塚忠義は養護施設で暮らしていたが、ある日鬼龍院カヤが訪ねてくる。カヤが目の前で襲われているのを見た忠義は自分の血を吸わせて契約することになった。そして、教会に襲われている吸血鬼たちを守るためにカヤと一緒に戦うことになる。
登場人物[編集]
ヤクザ[編集]
- 葉塚 忠義(はづか ただよし)
- 本作の主人公。キンダークライツ教の桜港町にある養護施設で世話になっていた。カヤと契約したことで、周囲の人間の安全のためにも鬼龍院邸に住むことになる。
- カヤが真の力を発揮するためのエキスである魔の源となる血を供給し続けることができる希少種。高速で血を再生するため、少しの興奮でも鼻血が出てしまうため、女のこと少しでもエッチな目に遭うと鼻血が出てしまう。
- 学園では1年F組に所属。
- 鬼龍院 カヤ(きりゅういん カヤ)
- ヤクザの8代目の総会長。吸血鬼。桜港町の隣町の沼鷹から忠義の前にやってきた。教会で吸血鬼討伐会に襲われたところで忠義の血を吸って契約。忠義を鬼龍院邸に住まわせて、襲われた時に覚醒するために忠義の血を吸うことになる。
- 忠義と契約してからは、「葉塚カヤ」という名前で忠義と同じクラスに転入して学園に通っている。
- イツキ
- カヤのことが大好きな女子。カヤと仲良くする忠義を羨ましがっている。
- 狼に変化して戦う。
- 鍋島(なべしま)
- カヤに忠誠を誓っているヤクザ。忠義にも気を使ってくれているが、カヤには手を出さないように釘を刺している。カヤにとっては家族のような存在。
- 桜に襲撃された時に剣にされてさらわれてしまう。鍋島の剣によってカヤがピンチに陥るも忠義によって剣は取り返されて元に戻ることができた。
- 大組長(おおくみちょう)
- カヤの亡き父親。
- 鬼都賀(おにつが)
- 鬼龍院のヤクザにこっち側につかないかと持ちかけた。だが、カヤの言葉で大人しく退散する。
学校[編集]
- 春坂(はるかさ)
- 忠義のクラスメイトの女子。忠義に好意を抱いている。忠義がヤクザの鬼龍院家に出入りしているのを見て心配になって覗いていたところ、イツキに見つかる。そして、イツキに言われるがままに忠義とカヤが一緒にお風呂に入っているところに入っていき、背中を流そうとした。そのとき、下宮の襲撃で大量の血が流れているのを見てしまい、ショックで何に血か学校を休んでいる。それでも復帰してからは、忠義のことを気遣っている。
- 山里(やまざと)
- 女子の着替えを覗いて雪の使い魔にボコボコにされてしまう。
キンダークライツ教[編集]
- 静奈(しずな)
- シスター。忠義の面倒を小さいころから見てきた。
- 下宮 桜(しもみや さくら)
- リストレインナンバー3。ツインテールの貧乳女子。クールであまり表情を動かさない。吸血鬼を殲滅することを正義として確信している。
- 鬼龍院邸に襲撃を仕掛けて、鍋島を剣として取り込んで連れて行った。忠義を色仕掛けで取り込もうとするも失敗。再び鬼龍院邸に襲撃を仕掛けて仲間を犠牲にして剣を作り出して攻撃を仕掛けてきた。鍋島の剣を盾にカヤを倒そうとしたところ、忠義に剣を抑えられてカヤに倒される。そして、撤退するのだった。
- 花見野 雪(はなみの ゆき)
- 忠義のクラスに転入してきた女子。貧乳。優秀だが、漢字の読み方をよく間違えている。
- 昔から躾と称して鞭などで叩かれていた。親にも見捨てられて自分が必要のない人間だと思うようになり、誰かに必要とされるのにこだわる。忠義にも躾としてお仕置きをしようとしたが、そこで自分自身をみていると図星をつかれてしまう。カヤを倒して忠義を連れ帰ろうとするも、力が暴走してしまう。忠義に助けられた後、静奈によって連れ帰られた。
用語一覧[編集]
- キンダークライツ教
- 戦後に創始された新宗教。吸血鬼を討伐する特別部隊「吸血鬼討伐会(きゅうけつきとうばつかい)」を持つ。どんな吸血鬼であっても殲滅しようとしている。
- リストレインセブン
- キンダークライツ教の対魔殲滅部隊。総帥直属の集団。
- 吸血鬼(きゅうけつき)
- 闇に紛れて生きてきたが、教会が認めずに戦いになる。戦いで吸血鬼社会は崩壊して下の者は堕鬼となって人間を食らうのを抑えられなくなっている。
- 堕鬼(だき)
- 血に飢えて同族の血を貪る禁忌を犯した者。闇の秩序が崩壊して生まれた者達で、同族を屠って人間を喰らう。
- 桜港町(さくらみなとまち)
- 忠義が住んでいた町。
- 沼鷹(ぬまたか)
- カヤの住んでいる町。治安が悪い。
単行本[編集]
ドラゴンコミックスエイジ(富士見書房)より発売。
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 2012年8月9日(2012年8月7日発売) | ISBN 978-4-04-712874-3 | |
2 | 2013年1月9日(2013年1月7日発売) | ISBN 978-4-04-712847-7 |